期待していたニッコウキスゲ。シカにやられて、申し訳なさそうにポツンと咲くキスゲ。コバギボウシは青い花をたくさんつけていた。近寄ってみると、とてもきれい。星をちりばめたようなミカヅキグサの花。湿地の中にこまめに咲いている。草に埋もれながらさくキンコウラン。アップにするとランであることが分かる。色鮮やかなコオニユリ。こっちにも。ノアザミもあちこちに。木道の脇にはヒオウギアヤメ。きれいなブルー。赤く見えるのはナガバノモウセンゴケ。小さなかたまりがあちこちに。葉の毛の先に、虫を誘引する分泌物がついている。オゼミズギク。一見ウサギギクのよう。こんな色の濃いものも。日陰にひっそりとギンリョウソウが。背の高いウバユリがたくさん花をつけていた。小川の岸辺にクガイソウが群生。草の中にサワギキョウを発見。こちらはソバナ。シシウドの仲間にはたくさんの昆虫が集まっていた(この株にはいないけど)。これはドクゼリ。花火のよう。ガクアジサイのようだが、これはノリウツギ。池塘はヒツジグサに覆われている。蕾はあるが、花はまだ。ヤマオダマキがひっそりと咲いていた。マルバタケブキ。ハリブキの真っ赤な実。尾瀬沼の象徴、ミズバショウは葉が大きくなり実をつけていた。