今回歩くのは中辺路。滝尻から熊野本宮大社まで約40km。最初の滝尻の宿。店舗を兼ねた小さな民宿。部屋は小さかったが、看板猫みぃちゃんが愛嬌を振りまいていた。民宿ののきしたにはツバメが営巣。中辺路の出発点滝尻王子の祠。新緑に包まれた古道をひたすら歩く。高原熊野神社。王子跡や神社など要所には押印所があり、スタンプラリーができる。木漏れ日の杉林を行く。牛馬童子の像。本日の宿のある近露王子の到着。ここにも押印所がある。民宿の屋根の上でイソヒヨドリが囀っていた。ここにも。電線にはホオジロが。これはカワラヒワ。ハクセキレイも。古道の脇に見事なシャクナゲ。発心門王子に到着。ここまで車やバスで来て、本宮大社まで歩く人が多いらしい。蛇形地蔵。ようやく那智大社に到着。これは境内に入るための行列。翌日の早朝着てみると誰もいなかった。境内の中の本殿にお参りするための行列。早朝の人気のない本殿。本宮大社の参道。前日は人が多すぎて写真が撮れなかった。土手の上にトビの幼鳥が顔を出した。餌を持ってくる親を待っているようだ。大斎原(旧本宮大社)の前の大鳥居。すごく大きい。旧本宮大社跡の大斎原。ここにあった旧本宮は熊野川の氾濫で流された。熊野川に移動。最もとりにくいといわれる船下りのキャンセル待ちがとれたのだ。船下りの船。10人しか乗れない小さな船だ。岸辺にはセグロセキレイがチョコチョコ。アオサギがのんびり。カルガモ(?)がプカプカ。遠くには船下りの船がもう一隻。(全部で三隻しかない)中間地点。水量が増えてきた。中島がある。祭りの時は神輿を載せた船が回るそうだ。ここらへんの岸は、柱状の岩が集まってできている。柱状節理と言うそうだ。柱状節理がよくわかる断崖。斜めに傾いた柱状節理。新宮、速玉大社に到着。S28年に再建された鮮やかな朱色の社殿だ。電車で那智に移動。参道である大門坂の石段をひたすら登る。ようやく那智大社に到着。ここも人が多い。そばに八咫烏(ヤタガラス)の像が。足が三本ある。三重の塔の向こうに那智の大滝が見える。そばに行くとやはりすごい。ここが今回の旅の最終目的地。お疲れ様でした。