東道(弟子屈) (1)
   シマエナガ編
   (2024/01/15-17)
 とにかくシマエナガに会いたくて、庭に飛んでくるという民宿鱒やへまっしぐら。夕方着くと庭の餌台の周りに小鳥たちが飛び交っていた。シマエナガは時々数羽から十数羽の群れで現れ、しばらくそばの木にとまって餌台の様子を見て、先客が少なくなると降りてきた。そして他の鳥たちが押し寄せると飛び去った。なかなか控えめである。翌日は一日小鳥たちを眺めて過ごした。とにかく寒く、2,3時間外にいると手がかじかんでシャッターを押せないくらいになるので、部屋に入って温まり、窓から見ていて、シマエナガが来ると外に飛び出すといった感じ。でもシマエナガの可愛さを満喫できた。
   東道(弟子屈) (2)
   (2024/01/15-17)
 もちろん鱒やにやってくるのはシマエナガばかりではない。トータルで11種の小鳥たちがきて、シマエナガがいない時でも飽きさせない。シマエナガの次にかわいいのが、ハシブトガラ。本州のコガラに似ているが、頭のベレー帽をちょっと深めにかぶり、嘴がおちょぼ口でかわいい。ヒガラはハシブトガラに似ているが、ちょっといかつい。とても人懐っこく、手に餌を載せると真っ先に飛んでくるのがヒガラだ。珍しいということではミヤマガラス。こちらは写真は撮れなかったが、頭が茶色で、腹部の茶色も濃い。ウソは雪の上だとのどの紅色があざ鮮やかに見える。アカゲラとオオアカゲラはちょくちょく現れて周りの木を走り回って、追いかけごっこをしていた。

   東道(野付半島)
    ベニヒワ
    (2024/01/17)
 本州ではほとんど見られないユキホオジロが野付半島に来ているというので、足を延ばした。野付半島は吹きさらしで、あまり雪は積もらず歩きやすかったが、内海の野付湾(?)は凍っており、氷上釣りのテントが張られていた。半島の先端のハマニンニクの種子を食べに集まるというので、先端まで、ホッカイロを握りしめた手をポケットに入れてひたすら歩いた。先端に着くとカメラマンが数人立っていたが、昨日から現れないという。ハマニンニクの種も食べつくされていた。どうやら抜けてしまったらしい。残念!! がっかりして帰ってくる途中、半島の入り口付近で、ベニヒワの大きな群れに遭遇。群れは悠然と飛び回り、いくつかの群れに分かれたり、また合流したりしていた。時々下におり、草の実を食べ、またすぐに飛び立つのを繰り返していた。夢中になって追いかけ、シャッターを切ったが、なかなかベニヒワの特徴の赤色が出ない。寒さを忘れ走り回り、汗をかくぐらいだった。

   東道(羅臼湾)
    (2024/01/17)
 ここまで来たら、羅臼に足を延ばすしかない。羅臼の民宿に行く途中にある羅臼湾に立ち寄って、湾内にうかぶ鳥たちを観察。羅臼湾は本来漁港だが、流氷観察船や、ホエールウォッチング船など観光船も出るが、流氷にはまだ早く、なかなか岸壁には近づけない。ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメなどカモメの類が波止場にたくさんとまっていたが、カモメの見分けはちょっとわからない。海の中にはカワアイサ、ウミアイサ、ホオジロガモなどがプカプカ浮いていた。一番の成果はシノリガモが見れたこと。また、野付湾では、沖の方で大きなクロガモが群れていた。
   東道(羅臼/鷲の宿)
    (2024/01/17)
   シマフクロウ
 羅臼にシマフクロウを観察できることを売りにしている民宿、鷲の宿がある。以前にも来たことがあるが、再びここにとまることにした。民宿の前の川に生け簀がつくってあり、その魚を捕りに夜シマフクロウがやってくる。保護のためほとんどの個体が足環をしている。それを見ると飛来したのは3個体。民宿の人の話では2羽がペアで1羽はその子供の若鳥だそうだ。最初に飛来したのは9時半くらい、それから2~3時間ごとに計6回も現れた。雄は魚を2匹とり、1匹はそこで食べ、あと1匹は口に咥えて飛び去った。多分雌にあげるのだろう。まず近くの木にとまり周りの様子をみて、安全を確かめると池のそばにおり、じっと獲物を探す。そして池に飛び込み足で獲物をつかみ丘へ上がって食べるを繰り返した。同じ場所なので、前回撮った写真とあまり変わらないが、、今年はキタキツネが何回か現れて、魚を狙っていた。池のそばの暖房のきいたプレハブから観察。それでも夜明け頃はしんしんと冷えてきた。

   東道(釧路)
    (2024/01/18)
   タンチョウ
 帰路の飛行機までかなり時間があったので、鶴居村にタンチョウを見に行った。最初に行った伊藤サンクチュアリーでは2時に餌まきをしており、タンチョウが集まっていた。餌をまかれても、決して争わず、ゆっくり順番に集まってくる。その集団の中になんとマナヅルが一羽混ざっていた。マナヅルはもっと南(九州あたり)で集団で越冬する。きっと間違ってここへ来てしまったのだろう。でも本人(本鳥?)は全く違和感なく、他のタンチョウと一緒の行動をとっていた。まだ時間があったので、鶴見台へ移動。ここでも給餌がされており、タンチョウが集まって、それぞれ小さな群れで行動していた。ここでも異色の一羽が混ざっていた。それはカナダヅル。タンチョウより一回り小さく、体全体が灰色だ。図鑑によれば、数年に1回くらい迷鳥として飛来、越冬するらしい。また釧路の付近でエゾフクロウも見ることができた。

    東道
    (2024/01/15-18)
    番外編
   (出会った動物たち)
今回の東道の旅では、思いがけず哺乳動物にも遭遇することができた。まずは北海道と言えばキタキツネ。野付半島の雪原を餌を求めて?歩き回っていた。また羅臼の魚の生け簀に魚を盗みに現れた。野付半島にはエゾシカがたくさん。雄の群れと雌の群れに分かれて行動しているようだ。民宿鱒やでは鳥のえさを横取りするエゾリス。おなかが一杯になると、雪を掘って餌を埋める貯食行動も見られた。民宿の屋根裏に住んでいるエゾモモンガはとてもかわいかった。毎日夕方6時過ぎになりと顔を出してご出勤、早朝帰ってくる。また夜に窓越しにクロテンを見ることができた。民宿のおじさんが置いた餌をおいしそうに食べていた。
   ドイツ
   (2023/08/18-28)
 猛暑でほとんど外出しないこの夏だったが、暑い日本を抜け出しドイツ旅行をした。鳥見旅行ではなかったので、特別な鳥には出会わなかったが、朝のホテルの近くでのジョギングで、小鳥や水鳥に出会った。街の木々には日本と同じスズメやシジュウカラが飛び交っていた。ドバト、カラスもいるが日本ほど群れていない。カササギがカラスと同等に騒いでいた。小道の木陰にはヨーロッパロビンが普通にいた。川や運河が多く、そこにはカモ類、ガン類などが泳いでいた。
   北海道(苫小牧北大演習林)
   (2023/06/29)

最後に苫小牧の北大演習林へ。なんとヤマゲラが育雛しているのに遭遇。3羽のヒナが育っていた。何時間も眺めてしまった。またオオルリ、カラ類、アカゲラなどやはり鳥密度が高い。最後にキバシリにも出会えた。友人はキタキバシリだと興奮していたが、キバシリとの違いはわからないまま。苫小牧からフェリーで帰ってきたが、疲れていて海鳥の観察はしなかった。

   北海道(札幌付近)
   2023/06/28)
 

帰りに札幌に立ち寄った。市内でも熊の出現が頻繁で、あちこちの公園が閉鎖されていた。行ったのは北大、野幌の森林公園、石狩川河口。北大ではハシブトガラなど、小鳥たちが木の中で飛び交っていた。エゾリスが遊んでくれた。森林公園ではクマゲラを狙ったが、会えなかった。カラ類の小鳥たちやアカゲラが遊んでくれた。石狩川河口は湿地帯で、コヨシキリやノビタキがあちこちでさえずっていた。最初に会ったのはなんとアリスイ。木のてっぺんでさえずっていた。そしてアカモズも。確かに背中が赤い。小さな水たまりでは小鳥たちの水浴び。やはり小鳥たちはかわいい。

   北海道(天売島-2)
  
  2023/06/25-27

海鳥の観察の合間に、民宿の周りで探鳥。フェリーに乗る前に羽幌港の近くでショウドウツバメを観察。動きが早くてなかなかいい写真が撮れない。
島のいたるところでカモメ類が繁殖。岩場も糞だらけ。カモメ類はウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメなどなど、とても見分けがつかない。ノゴマはあちこちで木のてっぺんでさえずっていた。次に多かったのはコムクドリ、小さな群れで木の実をつついていた。ツツドリを発見。友人は赤色型だと興奮していた。近くの空き地ではクロツグミが餌を探していた。

 
   北海道(天売島-1)
  ウトウ、カイマフリ、
  ウミガラス
  2023/06/25-27
 天売島ではウトウの出巣、帰巣をみるために早朝と夕暮れに小さなボートに。暗いのと海が大荒れなのとで写真どころではなかったが、何万羽もが、一斉に帰巣するのは壮観だった。夜巣穴のそばで、やっと親を確認できた。嘴の突起が面白いが、一見ペンギン風。カイマフリは昼に活動するので、観察しやすい。絶壁に営巣する。白いアイマークと水かきのついた赤い足がかわいい。ウミガラスは生息する赤岩まではいけなかったので、じっくり見ることができなかったが、諦めたころに絶壁の上から群れの飛翔を確認。ちょっと遠いいが、黒い頭、白い腹を確認。これで目的の3種には出会えたわけだが、私は海鳥より丘鳥の小鳥たちの方が好きだということを再確認した。
   北海道(旭岳)
   (ギンザンマシコ)
   2023/06/23-24
 久しぶりの北海道。今回の目的は天売島での海鳥の観察だが、その前に旭岳でギンザンマシコ探し。 朝一番の飛行機で旭川空港を経由し、その日の2時には旭岳の展望台に到着。 最初に出迎えてくれたのは雪渓の上のカヤクグリ。その後展望台でひたすらギンマシコを待つ。天気はいいものの、なかなか現れない。時々ノゴマがハイマツのてっぺんでさえずる。待つこと数時間、遠くのハイマツにギンザンマシコのメスが現れるが遠すぎる。翌は早朝の始発ケーブルカーに乗って展望台でスタンバイ。するとハイマツの中から、ひょっこりと頭を表すギンザンマシコの雌。今回は近い。その後あちこちで雄、雌が出現。やはり時間の問題か。午後になると出現は少なくなったが、満足して山を降りた。
   吉備高原
    (ブッポウソウ)
    2023/05/26-27
 ブッポウソウを見るために岡山の吉備高原に移動。ここは村をあげて巣箱を設置してブッポウソウの繁殖を促している。巣箱のそばには観察用のシェルターがあり、そこで待った。待つこと1時間、一羽のブッポウソウが現れ、大きなキリの期の枝に止まってくれた。翌朝、同じ場所で待つがなかな現れない。3時間くらい待ってあきらめかけたところへなんと2羽が飛来。仲良く並んでお見合い、その後求愛給餌も見せてくれた。帰りがけにカワラヒワ、ホオジロ そして最後にキビタキも顔を見せてくれた。後半は充実した鳥見だった。鳥見は待つことが大切だということ思い知った。
   三宅島
    2023/05/09-11
 コロナがあけて、すがすがしい気分で三宅島へ。今年も昨年同様出会いが少なかったが、それでも本土に比べればすっと鳥影が多い。アカコッコ館の水場にも飛来は少ないと言う。大路池周辺にはやはりアカコッコが多い。道端で落ち葉をひっくり返して餌を探していた。これまで必ず出会えたタネコマドリも今回は声だけ。伊豆岬のウチヤマセンニュウは健在、竹のてっぺんでさえずっていた。確認できたのは13種、まあまあだが、写真が撮れたのは少ない。帰りのフェリーからはオオミズナギドリの群れが見れた。
   境川遊水地
    2023/04/28
 境川遊水地にシマアジが来ているというので行ってみた。シマアジという魚の名がついた鳥がいることすら知らなかった。行ってみたら、、いることはいるが、お昼寝中。なかなか起きてくれない。コガモがそばで飛び立って起こしてくれた。浅瀬の藻か何か食べているようで、今度は水に顔を突っ込んだままなかなか顔を上げてくれない。メスもいて、いつも観察しているカメラマンによると、交尾をしていたという。ここで子育てするといいなあ。そんなうまくはいかないでしょう。他にはオオバン、カルガモ、ダイサギなど、水鳥のほか、イワツバメが盛んに飛び回っていた。飛んでいるイワツバメを撮ろうと頑張ったが、だめだった。
   小宮公園
   2023/03/10
 今年はヒレンジャクの当たり年らしい。小宮公園にも来ていた。ヒレンジャクのお目当てはヤブランの実。30羽くらいの群れで動く。ヤブランは地面に生えているので、下に降りてくるので、東高根とは比べものにならないほど近い。首が痛くならないのも良い。行ったときにはヤブランの実がもうだいぶ食べ尽くされていて、なかなか降りてきてくれない。飲水のためにも降りてくるのだが、水場は木道から見えないところなので、飛び降りるところしか見えない。小宮公園には今シーズンも何回かいったが、とても鳥影が薄かった。今回も、シメ、イカル、ツグミが少し見られたのみ。
   東高根森林公園
   2023/03/24-3/07
 東高根にヒレンジャクが来ているというので行ってみた。昨年は来なかったので久しぶりだ。初日は午後だったので、高い枝に数羽のみ。ヤドリギに入っているところと、水場に降りてくるところを撮りたかったので、足繁く通うことになった。朝早く行くと40羽くらいの群れで、それが時間が経つにつれて分散していく。ヤドリギには何回か来てくれたが、水場では見ることが出来なかった。キレンジャクも数羽混ざっていると誰かが言っていたが、見つけることは出来なかった。そろそろ今年は終わり、また来年狙おう。
   三郷(江戸川岸)
  (コミミズク)
   2023/02/11&17
 江戸川の川岸にコミミズクが出没するというので、会いに行ってきた。以前は茨城(板東)まで苦労して行ったが、今回は便が良い場所なので電車で行った。土手の上に多くのカメラマンが並んでいたが、広いので密にはならないが、どこに現れるかは分からない。2時半頃着いたが、すでに木の上にとまっていた。しばらくしてちょっと飛んでくれたが、また枝にとまってしまい、それからは日暮れまで全然動かなかった。川縁なので他にもいろいろいるだろうと思ったが、ツグミ、ムクドリ、モズしかいなかった。川にもカワウとオオバンのみ。
   早戸川林道
   2023/01/04
 今年の初鳥見は早戸川林道。穏やかないい天気だが、出会いは少なかった。ベニマシコ、ジョウビタキ、ミソサザイ、ヤマガラのみ。いつも遭う、アオジやシジュウカラにも遭わなかった。でもベニマシコとジョウビに遭えたから満足。ベニマシコは一羽だったが、お腹がすいていたのか?ひたすら餌をついばんでいて、ピントが合わなくて後ずさりするほど至近距離で、長く遊んでくれた。ありがとう。
   聖蹟桜ヶ丘(多摩川)
  (ヒメハジロ以外)
   2022/12/21 
 多摩川には他の水鳥もたくさんいた。一番多かったのはオオバン。ヒメハジロはオオバンと一緒に行動しているようだ。そのほかコガモ、ハシビロガモ、ホシハジロなど。川岸にはハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、イソシギなど賑やかだ。ハシビロガモの雄はエクリプスだった。久しぶりに濃い鳥見だった。同じ多摩川の登戸付近にいるマガモやヒドリガモがいなかったのはなぜだろう。
   聖蹟桜ヶ丘(多摩川)
  (ヒメハジロ)
   2022/12/21
 聖蹟桜ヶ丘の多摩川に珍しいヒメハジロが来ているというので見に行った。黒いオオバンの群れの中に頭の白いヒメハジロが一羽。お腹がすいているのか、潜りが好きなのか、ダイビングを繰り返していた。頭でっかちのかわいい姿だ。頭は遠くから見ると白黒だが、日が当たると頭部が光沢のある緑や紫、青に見え、とてもキレイ。時々羽繕い、水面から伸び上がって翼をパタパタとサービス精神旺盛。しばらくするとちょっと離れた川下へ飛んで移動、そこでダイビングを開始。またしばらくすると再び川上へ移動と狭いところを行ったり来たりして、飛翔もみせてくれた。
   伊豆沼・蕪栗沼
  (塒入り。朝立ち)
   2022/11/22-23
  
 伊豆沼のガンの醍醐味は日暮れ時の塒入りと早朝の飛び立ち。塒入りの帰ってくるガンの数は圧巻。11月末現在10万羽位だそうだ。あたかも時間を申し合わせたように、群ごとに隊列を作って戻ってくる。沼の近くに来ると隊列を崩し、個々が左右に体を振ってキリモミ状態になり、わざと抵抗を作って降りてくる。鳴き声も賑やかだ。(近所の人はざぞ迷惑なことだろう)。
朝の飛び立ちは、塒入りほど一斉ではないが、群ごとに声を出しながら飛び立っていく。朝日を受けてシルエットになって、三々五々散らばっていく。一見の価値あり。
   伊豆沼・蕪栗沼
   20221122-23
 伊豆沼・蕪栗沼でガン、ハクチョウを観察。昼間は周辺の田圃で落ち籾を食べたり、日向ぼっこをしたり。ハクチョウは家族単位で移動、ガンはけっこう大きな集団で採餌。ガンはほとんどがマガンだが、その中に、シジュウカラガン、カリガネ、ヒシクイが混ざっている。それらを車で探し回った。昼の沼は静かだが、浅瀬で餌をあさるハクチョウやシギがいる。帰る間際に見つけたハクガン。遠くてさらに雨が降ってきてきれいな写真は撮れなかったが、見れただけでもラッキーだ。。
   猪苗代湖・裏磐梯
   2022/11/21
 仙台に用があったので、前から行ってみたかった裏磐梯に寄ってみた。立ち寄った猪苗代湖の湖畔はオナガガモだらけ。裏磐梯に入ってみると立派なヤドリギが沢山。遠いがヒレンジャクがけっこう見られた。冬鳥の小鳥たちを期待していたが、まだ早く(?)、鳥気は少ない。カシラダカ、ホオジロ、ツグミ、マヒワが見られたのみ。モズにも出会わなかった。
   平塚
   2022/11/17
 久しぶりに500mmレンズをかついで、タゲリに会いに平塚の田圃へ。あぜ道の枯れ草の中にに1羽を発見。その後1羽、また1羽と集まってきて合計8羽になった。暖かい日差しの中、枯れ草の中にうずくまってみんなで日向ぼっこ。あまり動きがなく、そして枯れ草が邪魔してあまりいい写真は撮れなかったが、ゆっくり観察出来たので満足。近くの畑にはハクセキレイが沢山。いつもたくさんいるカワラヒワなど冬鳥はまだのようだ。
   宮ヶ瀬湖畔園地
   2022/09/14
 宮ヶ瀬湖畔園に渡りの途中のツツドリを見に行った。サクラの毛虫を目当てに飛んでくるという。サクラの葉はもう散りかけていたが、待つこと数時間やっと飛んできてくれた。山で声はよく聞くが、初見である。飛んでいる姿は、一見ハトのよう。木にとまったのをよく見るとカッコウそっくり。珍しい赤色型がまざっているとのことだが、それほど赤くはないが、胸が赤っぽいのがいた。赤色の程度はいろいろあって、中間型もいるそうだ。背面がよくみえなかったので、よく分からなかった。
   八王子城址公園
   2022/08/05 (08/02)
 八王子城址公園にけなげなシングルマザーのサンコウチョウがいる。抱卵時は雄がいたらしいが、現在は行方不明。4日前に見に行ったら、目の開いたばかりの雛3羽を前に母鳥は呆然と(?)して、あまり餌やりもしていない様子だったが、今日行ったら、せっせと餌を運ぶ雌親の姿があった。雛もびっくりするほど育ち、巣立ちも間近のようだ。母は強し。頑張れ母ちゃんと言いたい。みんな無事巣立ちするように。
   上高地
  2022/07/28-29
 いつもは上高地は登山の通過点。今回はじっくり散策した。歩いていると小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。一番多かったのはウグイスとコマドリ、しかしなかなか姿は見せてくれない。田代湿原、明神池付近、小梨平あたりがとても鳥影が多かったが、何せ葉が茂っていて見つけるのが大変だが探すのも楽しい。次回ははのしげっていない6月頃に来たい。
  霧ヶ峰高原
   2022/06/24
 数年ぶりの霧ヶ峰。下界は猛暑だが、ここはまだ涼しい。レンゲツツジが満開。お目当てのノビタキはあちこちに飛んではいるが、風が強くてカメラになかなか収まらない。もう幼鳥が巣立ちしていた。いつもながらホオアカが低木のてっぺんでさえずっていた。山小屋のそばで季節外れのジョウビタキの雌と遭遇。北へ帰らないのだろうか。山小屋のラスで昼食を撮っていると、車山の中腹にシカを発見。のんびり草を食んでいた。
   富士山(御中道・奥庭)
   2022/0617
 梅雨の合間に富士山の御中道を歩いた。ハクサンシャクナゲの花を期待したが、少し早かったようだ。御中道ではルリビタキとメボソムシクイに出会った。奥庭の水場にはお昼頃着いたので時間が悪かったようだが、それでもホシガラスのほか数種類の小鳥が水浴びに来てくれた。久しぶりのお天気で、みんなうれしそうに水浴びをしていた。奥庭山荘のキノコうどんがとてもおいしかった。。
   八王子城址公園
   2022/06/04
 オオルリ、コサメビタキ、サンコウチョウが営巣しているという情報を得て、八王子城址公園へ行った。オオルリは川を隔てた暗い空洞の中で育雛中。親がさかんに餌やりに戻ってくる。あと数日で巣立ちか。オオルリをちゃんと見たのは今季初めて。カメラマンは多いが、ここなら大丈夫。コサメビタキは抱卵中らしい。サンコウチョウはまだ巣作りの真っ最中。いずれもものすごい高い木の枝で安全だ。今回は見られなかったが、キビタキ、ホトトギス、ウグイスがさかんにさえずっていた。いずれも暗かったり、高かったりして写真を撮るには最悪の場所。鳥たちは安全な場所を知っているかのようだ。。
  三宅島 
   2022/05/20-21
 思い切って三宅島へ。今回は天候に恵まれなかったうえに、イベント(マラソン大会)にぶつかって大路池周辺は人が多く、3年前に行ったときより収穫は少なかった。アカコッコ館では日本野鳥の会の団体さんにも遭遇。アカコッコ館周辺にあれほどいたアカコッコにも富賀神社周辺で出会っただけ。イイジマムシクイやオーストンヤマガラも見かけた程度。あちこちから声は聞こえてくるので、鳥が少ないわけではないようだ。でも伊豆岬で沢山のウチヤマセンニュウに出会い、カラスバトにも会えたので、満足。次回はイベントチェックをしてから来よう。帰りの船からイルカが見れたので、終わりよければすべて良しです。
   立山室堂 雷鳥編
   2020/04/26-27
 冬羽のライチョウに会いに立山に。天気は曇り、霧、雨、嵐と最悪だったが、それだけにライチョウとの出会いは多かった。まだ雪深く、みくりが池周辺をうろうろするのがやっと。今は縄張り争いや、ペアリングの時期で、飛び交う雄の姿や、ペアで仲良く餌をついばむ姿が見られた。保護が進んでいるからだろうか、彼らは人間を敵と思っていないらしく、かなり近づいても逃げ追うとしない。天気が悪いので、写真は難しかったが、それでも何とか撮ることが出来た。どうやら黄色い足輪を付けた雄がみくりが池周辺に縄張りをはっているようだった。
   奄美大島 (2) ルリカケス編
   2022/04/10-13
 念願のルリカケスに会えた。50年前の学生時代に1週間ばかり野山を歩き回ったけど会えなかったルリカケスに今回は比較的簡単に出会えた。森の中、林道、民家のそばなどいるところは様々。カケスのようにギャーギャー鳴くので、見つけやすい。だいぶ保護活動が進んだらしい。また写真は撮れなかったが、早朝の暗闇の中で、トラツグミ(オオトラツグミ)の鳴き声や姿、林道ではアマミノクロウサギにも出会え、今回の度は大満足。
  奄美大島
   2022/04/10-13
 奄美大島は世界遺産に登録されたばかりで、道路工事がさかんに行われていた。自然観察の森も閉鎖中で、ちょっと残念。でもほかの森や山の中を歩き回り出会いは多かった。(最後の全員での取り合わせでは49種だが、私が確認出来たのはその半分くらい。一番追いかけたのはアカヒゲ。あちこちでさかんにさえずるものの、なかなかみつからない(ウグイス並み)。それでも数カ所で藪の中でさえずったり、飛び回ったりするのを見ることが出来た。頭部から背にかけの赤色が鮮やかで印象的。枝かぶりと暗さで写真は撮れなかったが、満足。
   薬師池公園(2 カイツブリ編)
   2021/12/17-19
 ここのカイツブリは子育て上手。一年に3,4回は子育てをする。なんとこの厳寒のなか、3羽の雛を育てている。普通次の子育てが始まると、前の子たちは親鳥に追い立てられてこの池から出て行く。しかし今回は1羽の前の子が残った。そしてなんとその若鳥が新たな雛(自分の弟・妹に当たる)の世話をしている。カイツブリにもヘルパーがいるのだ。餌をあげるのはもちろん、背中に乗せて体を温めているのはびっくり。それでも親は若鳥が近づくと、すごいけんまくで追いかける。なんと理不尽な。
 薬師池公園(1)
   2021/12/17-19
 薬師池公園はマイフィールドのひとつ。いつ行ってもカワセミとカイツブリが相手をしてくれ、はずれがない。カイツブリはたびたび子育てして、かわいい雛をみせてくれ、カワセミは餌取りのダイビングで楽しませてくれる。今はオシドリも昨年同様居着いてくれている。こんな間近でオシドリを見れるところは滅多にない。キンクロハジロやホシハジロなど水鳥のほか、今回はウグイスにも出会った。古民家周辺にはジョウビタキ、モズも。写真は撮れなかったが、ルリビタキの雌雄も入っているようだ。
   薬師池公園
   2021/11/06
 ジョウビタキが入ったという情報が入ったので、久しぶりに薬師池公園に。カメラマンが少し増えていた。中央池にはいつもの顔ぶれ、カワセミ、カイツブリのほか、キンクロハジロが入っていた。カメラマンがジョウビの雄を追いかけていたが、それを尻目に古民家の上の道を行くと、ジョウビの雌がチョコチョコ。やはりジョウビは雌の方がかわいい。古民家のそばにある小さな池の所で、突然鳥が横切った。誰か?と追うとなんとビンズイ。薬師池では初めてで、びっくり。こんな予想もつかない出会いが私は好き。
   境川湧水公園
   2021/11/05
 非常事態宣言も解けおよそ二年ぶりに友人と鳥見。まだ冬鳥は早いと思い、水鳥のいる境川遊水地へ。遊水池にもかも類はそれほど多くはなかった。ヨシガモが色鮮やかだった。カワセミはあちこちで遊んでくれた。グランドにいつもいるツグミやムクドリも全くいなかった。ちょっと出会いは少なかったが、それでも十数種は確認出来た。
   新潟(佐渡島)
   2021/10/19-20
 トキを見たくて頑張って佐渡島に足を伸ばした。佐渡には保護事業が成功し、放鳥が進み、現在400羽以上が生息しているそうだ。トキセンターでは金網越しにトキを間近に見ることが出来た。ハクチョウと同じく、昼間は田圃でドジョウやエビ類などを探しているという。車でたんぼ道を走ると、白い鳥があちこちに。これがサギだったり、トキだったり。大きいので、簡単に見つかった。ただ用心深くて、車から降りるとすぐ飛び立ってしまう。地上にいるときはサギのように真っ白だが、今のトキは羽がトキ色に色づいていて飛ぶと美しい。このトキ色が繁殖期になると灰色になってしまうというからちょっと不思議。いいときに来たものだ。
   新潟(瓢湖)
   2021/10/18
 用があって新潟に行ったついでに鳥見。県をまたいだ鳥見は1年半ぶり(東京都をのぞく)。ハクチョウで有名な瓢湖へ。ハクチョウはすでに3000羽以上が飛来しているそうだ。湖面にはマガモを初めカモ類がたくさん。最初はハクチョウはあまりいなかったが、夕暮れなるにつれ、あちこちからハクチョウが戻ってきた。昼間は田圃などで採餌をしているそうだ。
    八王子城跡(サンコウチョウ)
   2021/06/11
 そろそろサンコウチョウの雛が孵化するころと、再び八王子城跡へ。2日前に4羽孵化したとのこと。ようやく目あいたばかりの雛が巣の中でさかんに餌ねだり。かわいい。親鳥もいろいろな餌を運んできてたいへんだ。もう少し大きくなった雛を見ようと6月23日(12日)後に行ったら、すでに巣は空っぽ。2日前に4羽とも無事巣立ったとのこと。ずいぶん早く巣立つんですね。反対側の林の中から、雛の餌をねだる声が聞こえた。とにかくめでたしめでたし。
   八王子城跡(サンコウチョウ)
   2021/05/28
 八王子城址公園でサンコウチョウが営巣しているというので、人の少ない早朝に出かけた。6時前に着いたにもかかわらず先客1名。でもおかげで巣のありかがすぐ分かった。すごく観察しやすい場所であるが、林の中でかなり暗い。ブルーのアイリングと嘴がかわいい。雄雌が交代で抱卵していた。しばらく観察していると人が集まってきたので退去。ギャラリーに負けて巣を放棄しないといいのだが・・・。その後林道を散歩していたら、さかんにサンコウチョウが鳴きながら飛び交っていた。追いかけてみるとそこにも巣を発見。こちらはかなり高い木で、観察しにくいが、人は全くいなかった。まだ造巣中で、さかんに巣材を運んでは巣に貼り付けていた。しばらくながめていたら、首が痛くなったし、人も来だしたので、退去。帰りに駐車場の近くでコサメビタキが遊んでくれた。どうやら彼らの巣も近くにありそうであるが、見つけられなかった。久々のたのしい鳥見だった。
  日向渓谷/日向林道
   2021/03/24・26 
 渓谷でカワガラスをみていると、隣にいたカメラマンが林道でヤマドリが出ていることを教えてくれた。今まで何回もこの渓谷に来ているが、林道に行ったことはなかった。歩いてみると、ウソの群れ、マヒワ、クロジなど出会いも多く、なかなかいい林道だった。ヤマドリは2回目の早朝に出会うことが出来た。下の崖から突然上がってきて、上の斜面をそそくさと歩いて言ってしまった。やっぱり大きい。特に尾が長い。久しぶりの初見である。アオジだと思って写真を撮っていたら、クロジのメスであった。ウソには何回も出会った。いい林道だ。また来よう。
   日向渓谷 マヒワ
   2021/03/24・26
 今年はマヒワの当たり年だそうだ。カワガラスの飛来を待っている間にも、対岸のスギにマヒワの大きな群れが飛来した。スギの実をさかんにつついていた。また日向林道でも、マヒワに何回かであった。特に道ばたで餌をあさっている群れはかなり真剣に餌を食べていた。きっと旅立ちが近いのだろう。沢山食べて、無事旅だってね。
    日向渓谷 カワガラス/幼鳥
   2021/03/26
26日に行くと1羽の雛が巣立ちしていた。昨日巣からでたらしい。他のカメラマンによれば2羽いるそうであるが、私には1羽しか見当たらなかった。もっと下流にいるのかもしれない。親がさかんに餌を運んでくる。よくこんなにたくさんの餌を嘴に挟み込めるなとびっくり。何回見ても飽きない。まだ巣の中にもいるらしく、親鳥は時々巣のある滝にも飛び込んでいた。雛はもう川の流れに入って、泳いでいた。すごい。
   日向渓谷 カワガラス/成鳥
   2021/03/19
 毎年、日向渓谷にカワガラスの育雛を見に出かける。19日に行った時はまだ雛は巣の中。親鳥が20~30分おきに餌をくわえて、滝の中へダイブ。水の流れの中に飛び込む瞬間を捉えようとずいぶん粘ったがなかなかいい写真が撮れない。親がはこんでくる餌が何かを見分けるのも楽しい。親が来る合間には、キセキレイやマヒワが飛んできて、楽しませてくれた。
    早戸川林道 いろいろ編
   2021/03/10-15
 もう、冬鳥はいないと思ったが、出会いは少ないものの、けっこうな種類に出会えた。特にカヤクグリはかなりの頻度で出会った。道ばたで餌探しに夢中で、かなり近づいても逃げない。今までここであまりカヤクグリにあったことがなかったのでびっくり。またマヒワもここで出会ったのは初めてだ。早戸川林道の象徴でもあるベニマシコやウソもまだ居残っていた。
    早戸川林道 ミソサザイ編
   2021/03/10-15
 二の沢橋の下付近でミソサザイが巣作り真っ最中。巣作りを始めるとあまり鳴かないのか、時々チリチリとなく程度で、現れてもなかなか見つからない。さかんにコケ、枯れ枝、そして羽毛を集めていた。雛が巣立ちする頃にまた来よう。
   早戸川林道 ヤマセミ編
   2021/03/10-15
 ヤマセミを見に早戸川に足繁く通った。雨が少なく、川の水量は極端に少ない。そのせいで、ヤマセミの行動範囲が限られ見つけやすい。巣穴と餌場を行ったり来たりしていた。まさに巣穴をほっていて、巣穴も見えるところにある。毎年観察している人によると、巣穴が低すぎるから、大雨が降ったら、浸水してしまうだろうとのこと。昨年も失敗したらしい。うまく育雛できるといいのだが。何せ遠いいのと手前の木々が邪魔をして写真はいまいちだが、行動が観察出来たので満足。うまく雛がかえったとしても、手前の木々の葉が茂って、巣穴は見えなくなるだろう。
   平塚(金目川)レンジャク以外
   2021/02/26
 レンジャクを見る間にこの河原で観察できた鳥は15種。今回は普通種が多いが、付近を真剣に探鳥すればもっと冬鳥やかも類、次期によってはシギ類も見つかりそう。今回は歩き回らなかったが、土手を歩くだけでいろいろ見れそうでいい探鳥場所のようだ。次期を変えて来てみたい。
   平塚(金目川) レンジャク編
   2021/02/26
 もう一度レンジャクの群れを見たくてふたたび平塚へ。5日前と比べると数的に半減していた。もう、シベリアに帰ってしまったのだろうか。その代わりヒヨドリ、ムクドリが増えていた。今回は街路樹ではなく、金目川に飲水に来るのを見るのが目的。川沿いの木に、群れがやってきて、時々川に降りて飲水、水浴びをするのを見ることが出来た。観察してみると、まず偵察隊が1,2羽河原を飛と、群れが降りてくる。一気に水を飲み始める。中に水を飲まないで、キョロキョロするものがいる。見張りのようだ。そしてかわりばんこに水浴びをした。
   薬師池公園
   2021/02/22
 しばらく東高根に浮気していたので、久しぶりに薬師池公園に行ってみた。昨年暮れに迷い込んできたオシドリは健在でカルガモと一緒に泳いでいた。子育て上手なカイツブリは早くも巣作り。卵は確認できなかったが、もう抱卵体勢をしていた。カルガモやオシドリは中央から橋向こうに追いやられていた。カワセミも蓮田の近くの小池に移動。今日はメスしか見られなかった。昨年は失敗したようだが、今年も営巣してほしい。
   くずは緑地
   2021/02/21
 レンジャクを見た帰りにくずは緑地に寄ってみた。一回りしたが、昼近くで静かだった。諦めて水場のそばで昼食を食べていると小鳥たちが飲水にやってきた。シジュウカラ、ヤマガラ、メジロなどいつもの面々のほかイカル、カワラヒワ、マヒワ等冬鳥も。特にマヒワはいつも高い木の上にいるので、こんなに近くで見たのは初めて。駐車場の近くでジョウビタキのメスが見送ってくれた。
   平塚(徳延)
   2021/02/21
 平塚の町中にレンジャクの群れが来ているという情報をもらい、出かけた。道路の街路樹、クロガネモチに赤い実がなっていた。電柱や電線に沢山のレンジャクがとまっていた。しばらくすると一斉に木に飛び込み、赤い実の争奪戦が始まる。街路樹はたくさんあるのだが、飛び込む木は限られている。きっと実の熟度が違うのだろう。ヒレンジャクの中にキレンジャクもけっこう混じっていた。キレンジャクを見るのははじめてで、感動した。東高根とは比べものにならない数と近さだ。本当に町中の道路で、大型の車が近くを通ると一斉に飛び散るのも迫力がある。ひとしきり群れが食べ終わるとどこかへ飛んでいくが、しばらく待つとまた群れがやってくる。同じ群れかどうかは分からないが、近くの金目川に飲水にいくらしい。金目川に行ってみたが、数羽が木にとまっていたものの、群れは見つからなかった。
   東高根森林公園
   2021/02/12~22
 2月はレンジャク狙いで東高根公園に通った。数時間待っても会えない日も多かったが、それでも何回か飛んできてくれた。でも何せヤドリギの着いている木が高くなかなかいい写真が撮れない。待ち時間に、慰めてくれたのはジョウビのメスやシジュウカラほか小鳥たち、時には若化ホセイインコまで飛んできた。8号池付近では滅多に見られないヤマシギも滞在。比較的近くで観察出来た。また声はすれど姿をみせないウグイスも出てきてくれた。さらにトラツグミはいつも同じ竹林で餌あさりをしていた。今年は東高根が面白い。いつも小鳥たちが水浴びに来る水場にはネコが居座り、数羽いたアオジも1羽のみが寂しそう。後の個体はどうしたのかな?
   上大島キャンプ場
   2021/02/16
 カワヅザクラの花見をかねて、大島キャンプ場で鳥見。サクラは5分さきくらい、メジロやヒヨドリが吸密に来ていた。カワセミの池では数人のカメラマンがスタンバイ。カワセミはちょっとだけ姿を見せてくれた。河原にはホオジロ、カワラヒワなど冬鳥がちらほら。川の遠くにはカワウやカモ類の姿も。ちょっと狭いが、河原を歩くといろいろ出会えそう。
  早戸川林道/あいかわ公園
   2021/01/22
 1年以上ぶりに早戸川林道へ。コロナ禍以来の遠出だ。湖の水はものすごく少なく、橋からの釣りは出来ない状態。ヤマセミはどうしているのだろう。一番会いたかった、ベニマシコには会えなかった。でもジョウビタキが度々出てきて遊んでくれた。他にもコガラやヒガラなど小鳥たちもチョコチョコ出てきてくれた。帰りがけに寄ったあいかわ公園は川底ざらいの工事をしていて、ダンプが行き交っていた。いつもいる水鳥は少なく、徳rにオシドリは見当たらなかった。
   八王子の公園と小宮公園
   2020/01/18
 八王子の小さな公園にニシオジロビタキが来ていると聞き出かけた。小さな公園ですぐ出会うことが出来た。目がくりくりしてかわいい。人怖じせず、近くの木々の枝をあちこちにとんで、遊んでくれた。帰りに小宮公園に寄った。雪がちらつき寒かったせいか、鳥影は少なかったが、今シーズン初めてカシラダカの群れに出会った。ルリビタキの雌が2羽(一羽は若雄かも)、けっこう相手をしてくれた。
   多摩霊園水場
   2021/01/16
 武蔵野公園の帰りに近いので多摩霊園の水場をのぞいてみた。カメラマンは7-8人、腰を据えて座っている人が多い。気温が高いせいか、シジュウカラやメジロなど小鳥たちが次々に飲水に来た。最後に来てくれたのがルリビタキの雄。このルリビタキとても人慣れしていて、近くの枝にとまってじっとこっちを見ている。おかげで、いい色の写真を撮ることができた。コロナ禍の中なので、早々に引き上げた。
   武蔵野公園/野川公園
   2021/01/16
 久々に武蔵野公園と野川公園へ。武蔵野公園の野川ではクイナと遭遇、ここでクイナに出会うのは初めてだ。今日は暖かかったせいか、自然観察園は小鳥たちが飛び交っていて遊んでくれた。。鏡池ではカワセミ、菖蒲池にはジョウビタキに出会った。またイカルのむれが飛来、シメやツグミも混ざっていた。とても楽しい鳥見だった。
   東高根森林公園
   2021/01/06)
 薬師池公園の帰りに、東高根公園に足を伸ばした。お昼近くになったので、鳥影は少なかったが、小鳥たちが相手をしてくれた。特に水場でのエナガの水浴びには癒やされた。
   薬師池公園
   2021/01/06
  (2020/12/30)
 穏やかな新年なので、薬師池公園へ。最近小鳥が少ないが、いつもカワセミが相手をしてくれる。今年は珍客、オシドリとトモエガモが一羽ずつ迷い込んでいる。両方ともここでは初めてだ。オシドリは昨年末から居着いている。いつも遠くから見ているので、こんなに近くで見れるのはうれしい。ルリビタキは昨年暮れは2カ所にいたが、新年にはずいぶん探したが、見つからなかった。どこかへ行ってしまったのだろうか。
   桜ヶ丘公園
   2021/01/04
今年の鳥見はじめとして桜ヶ丘公園へ。カメラマンも少なく、気兼ねなく散策。エナガなど小鳥たちがよく遊んでくれた。冬鳥としてはシロハラ、アカハラ、トラツグミなども見られ、確認できたのは14種。充実した鳥見だった。久しぶりのHPにあげたので、やり方を忘れて、四苦八苦。もう少しこまめにHPにあげようと思った。
   多摩川(稲田堤)
  2020/05/17
 久しぶりにカメラを担いで多摩川河川敷へ。川底をさらう工事が進み、大きな重機がが入っていて、川の様相も変わっていた。川には水鳥は少なく、オオバン、カルガモがわずかにプカプカ。ウォーキングをしていると見慣れない鳥を発見。最初は何かの幼鳥かと思ったが、帰って友人に聞くとカオグロガピチョウだそうだ。ガピチョウはよく見るが、初見なので、HPにアップした。他にはホオジロ。カワラヒワも健在、水辺にはコチドリもいた。
   薬師池公園
  2020/05/01 
 また薬師池公園に行ってしまった。前回見たカワセミが蓮田の脇の小川で営巣しているらしい。近くは立ち入り禁止になっていた。子連れで出てくるのを楽しみに、今はそっとしておこう。池の脇の鉄柱でシジュウカラが子育てをしているようだ。カイツブリは相変らず、大きくなった雛が3羽ピーピー鳴いていた。でも親はもう子離れしたいらしく、距離をおいていて、雛が近づいてくるとすごい勢いで追いかけていた。もう、自立した方が良さそうだ。池のそばのフジのハナが真っ盛りだった。
   多摩川(稲田堤)
  2020/04/17-5/2 
 コロナで遠出は出来ないので、たびたび多摩川河川敷へ行った。時には空身で走りに、時にはカメラをもって。昨年の台風の影響で、川の流れがずいぶん変わっていた。川の本流とは別に所々に水場が出来ていて、コサギやアオサギのいい餌場になっているようだ。撮れた写真を集めてみた。見慣れた鳥が多いが、4月にしてはけっこうな種類が見れて多摩川べりも捨てたものではない。ヨシガモは朝日を浴びてとてもいい色だ。カワセミも人が多いときにはあまり見られないが、けっこう遊んでくれた。
   薬師池公園
   2020/04/10
 久しぶりにカメラをもって薬師池公園へ。さすがにルリビタキもシロハラももういなかった。池のカイツブリの雛はずいぶん大きくなっていた。でもまだ親から餌を貰っている。また池にはカワセミが2羽。前回も見かけたが、今回はずいぶん接近していた。うまくここで営巣してくれるといいのだが・・・。シジュウカラはあちこちでさえずっていた。一瞬だったが、エナガにも会うことが出来た。冬鳥のシメとムクドリにも出会った。そろそろ帰った方がいいのではないの?園内はツツジが咲き出し、シャクナゲも真っ盛りだった。
    薬師池公園(2)カイツブリ
   2020/03/27
 2週間前に抱卵していたカイツブリの様子を見に行った。3羽の雛が孵化していた。このペアにしては雛の数が少ない。最初の子は少ないのだろうか。暖かい日だったせいか。親の不在が多く、しっかり観察出来、そのかわいらしさに癒やされた。親はそばで追いかけごっこ。まだ小さいからだろうか、あまり餌ねだり行動は少なく、親が餌を持ってくるとやっと口を開けて餌を受け取っていた。すでに水にも入っており、水に入るとやはり寒いのか巣に上がると慌てて親の羽根の下に収まった。
   薬師池公園(1)
   2020/03/27
コロナウイルスで外出自粛の中、人の少ない早朝に出かけた。駐車場が開く6時半頃つくとさすがに人はほとんどいない。とりあえず前回いたルリビタキに会いに古民家へ。ルリビタキはいなかったが、シジュウカラが巣材集め。それを見ていると、シジュウカラではない小鳥がチョコチョコ。しっかり見るとなんとキクイタダキ。薬師池公園では初めてだ。こんな都会の公園にいるとは。きっと山へ帰る途中の寄り道であろう。幸先良く、鳥見を開始。その後ルリビタキにも会え、シロハラ、カワセミなどにも。その後、カイツブリの親子のかわいい仕草に癒やされた。カイツブリの写真は別にまとめた。人出が多くなってきたので、早々に引き上げた。
   生田緑地
   2020/03/21
 今はコロナウイルスのせいで近場の公園は元気な子供たちでいっぱい。鳥見どころではない。今日は子供たちのいない早朝に行ってみた。子供はいないが大人がたくさんランニングをしていた。それでもいつもの小鳥たちが相手をしてくれた。いっぱいいるのはシジュウカラ、ヒヨドリ、ガピチョウ、そして姿は見えないが、ウグイスがさかんに鳴いている。ヤマガラ、メジロがいないのはなぜだろう。運良くアカゲラに会うことが出来た。アオゲラはよく見るが、アカゲラは生田緑地では初めて。梅林にはまだ旅立っていないルリビタキの雌がチョコチョコ。しばらく相手をしてくれた。
   早戸川林道
    2020/03/13
 台風19号で濁っていた早戸川の水はきれいになっていた。あまり鳥影はなく、もう冬鳥はいないかなと思っていたが、ベニマシコはまだいた。しかも3回も遭遇した。さすが早戸川林道。またホオジロ、ルリビタキなどの姿も一瞬だったが見れた。ウソの声もしたが、姿は見れず。次回来るときはもういないだろう。今回の一番の成果はウグイス。いつも声はするが姿は見えずだが、今回は若鳥だろうか枝の間で、下手な鳴き声でさかんに鳴いていて、よく観察出来た。これだけでも来た甲斐があった。
   薬師池公園
   2020/03/12
 久しぶりに薬師池公園に行くと平日なのに駐車場は満杯、入るのに待たされた。広場には親子連れが多かった。いつもは年寄りが多いのに、コロナのせいか。蓮田の脇の寒桜数本が満開。ヒヨドリとメジロが蜜を吸いに来ていた。池の中央ではカイツブリがもう営巣していた。昨年は4回以上の子育てに成功したペアだ。今年は何回?古民家の奥に縄張りをはっているルリビタキは健在。数人のカメラマンを相手にチョコチョコしていた。あちこちでシジュウカラがさえずっていた。
   ネパール
   2020/02/18-26
 今回の旅行は鳥見目的ではなかったが、ホテルの周りやハイキング中に数種の鳥に会うことが出来た。南方系のカラフルな鳥を想像していたが、意外と地味。もっと低地の森林に行くとものすごく種類が多く、カラフルらしい。でも出会った小鳥たちはとてもかわいかった。名前の分からないものもあったが、スズメ、カワラバト、カラス、メジロ、シジュウカラなど日本にいるものも多く、小鳥たちはかわいかった。分かるものは名前を付けたが間違っているかもしれない。
   長井漁港
   2020/02/15
 ソレイユの丘に近い長井漁港へクロガモを探しに行った。いたいた、雄2羽、雌3羽がのんびりプカプカ。雄は真っ黒、目も黒いので、表情が分からない。ただオレンジ色の嘴が愛らしい。雌は地味。朝と午後2回観察した。朝は餌を探しているよう。時々顔を水の中に突っ込んでいた。午後はのんびり昼寝。時々身繕いをしていた。そのほかは、たくさんいるウのほか、イソヒヨドリ、イソシギ、カンムリカイツブリなどがわずかにいたが、比較的静か。そんな中遠くに一羽泳いでいたのがウミアイサの雌。一羽でいるなんて珍しい。周りに仲間がいないか探したが見えなかった。雄が見たかった。
   ソレイユの丘
   2020/02/15
 公園の入り口に真っ黄色に咲き誇った菜の花畑。その周りを数人のカメラマンが囲んでいる。10分くらい経つと、シャッターの音が、カメラの先を見ると遠くの花の上にセッカがとまっている。ちょっと遠いいが、なんとか。セッカは2羽、すぐに潜り込んでしまうが、時々飛び出して花の上にとまる。ひたすらシャッターチャンスを待つ。なかなか近くにはとまってくれない。飛んでいるところも撮りたいが早くて無理。お昼近くになるとだんだん上がってこなくなった。公園を一回りするが、土曜で子供たちが大騒ぎ、とても鳥見どころではない。メジロ、スズメ、ツグミくらいにしか合わなかった。きっともっといるはず。今度は平日に来よう。
   航空公園・横田基地
   2020/02/12
 航空公園にはニシオジロビタキ、横田基地にはコミミズクが来ているというので見に行った。ニシオジロビタキは畑の周りの杭を飛び歩き、時々地面に降りてすぐ戻るを繰り返していた。もう飽きたのかカメラマンは少なく、ゆっくり楽しませてくれた。そばに梅林があり、花が咲いているのに、畑の方ばかりにいる。
横田基地はまだ明るいのに3時頃にコミミズクが2羽現れた。広い土地を自由に飛び回る。時々チョウゲンボウやトビと空中バトル。下草が夕日に照らされ黄金色とてもキレイ。ただフェンスがあり、コミミズクも遠くを飛ので、写真はいまいち。でも双眼鏡ではちゃんと見えて、コミミズクを満喫できた。
   三井の森
  2020/02/08
 諏訪湖の帰りに寄った三井の森は、着いたのが午後だったせいか、とても静かだった。雷神池はかい掘りをしていて、シャベルカーがさかんにヘドロをとっていた。見られた小鳥は少なかったが、キクイタダキとエナガが遊んでくれた。両方ともとってもかわいかったので、数は少ないが、アルバムを作った。
   岡谷
  2020/02/07-08
 岡谷の公園にも雪はほとんどなかった。雪の上のオオマシコを期待していたので残念。でも寒さは厳しくなく助かった。林の中を歩いていると遠くのマツにイスカを発見。数羽がさかんに松ぼっくりをつついているが、写真を撮るには遠すぎるので、双眼鏡で観察。脚で松ぼっくりを押さえ、あの食い違った嘴で器用に中実を食べていた。展望台の開けた場所へ行くと今度は近くのマツに数羽のイスカが飛んできた。赤い雄と緑の雌。これから繁殖期で、さかんに追いかけごっこをしていた。イスカに見とれていたら、オオマシコも飛んできて、木にとまって日なたぼっこ。ラッキー!時々下のハギの実をつっついていた。そのほかカラ類もたくさんいて、さらにルリビタキ、ジョウビタキも出てきた。岡谷は楽しい。また来よう。
   諏訪湖
  2020/02/07-08
 諏訪湖は全く凍っていなかった。もちろんワカサギ釣りをしている人もいない。湖の中には水鳥がたくさん。ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなどかも類は顔を埋めて寝ているのが多い。コハクチョウが2羽優雅に泳いでいた。カイツブリ、カンムリカイツブリもさかんに動いている。湖の中央にはカワアイサの大きな群れが。ミコアイサも混ざっているが、遠い。天竜川の方へいくと、ミコアイサの小さな群れがプカプカ。朝湖畔の近くでカワアイサがプカプカ。
   昭和記念公園
   2020/02/05
 山中湖の帰りに昭和記念公園に寄った。ベニヒワ狙いでカメラマンが集まっていた。カワラヒワは飛んでくるが、待つこと1時間、諦めた頃にサワラの木の上で一羽実をコツコツしているのがいた。カワラヒワかな?と思ったが、頭の赤いのが見えた。そう、ベニヒワの雌だ。もっと赤いのを想像していたが、雌は嘴の周りが黒くけっこう地味。ちょっとコゲラのように見える。懸命にサワラの実をつついて、楽しませてくれた。今度は雄がみたいな。帰りになんとリュウキュウサンショウクイが至近距離に飛び込んできた。こんなに近くに見たのは初めて。そのほか、ジョウビタキ、ルリビタキ、シメ、アカハラなどに出会い、昭和記念公園は出会いが多い。
   山中湖
  2020/02/05
 ヒレンジャクを探しに山中湖へ。湖畔にはヤドリギがたくさん。一見いないようだが、よく探すと遠くの枝にヒレンジャクが数羽とまっている。あちこち歩きながら観察。湖の反対側に移動すると、もっと近くに見られた。すでにお腹いっぱいで枝で日なたぼっこするものを眺めていると、群れが飛んできてどんどん増えてきた。さかんにヤドリギの中に飛び込み、色づいた実をつついている。ベンチに座ってゆっくり眺めることが出来た。湖の中にはコハクチョウが2羽ゆっくり泳いでいた。優雅だ。
   千波湖
  2020/01/22
 日立に行ったついでに千波湖に寄った。意外と小さな湖だった。カモの小さな群れがあちこちに散らばっていた。もっとハクチョウがいるかと思っていたが、オオハクチョウが数羽いただけ。驚いたことにコクチョウのつがいがいた。ここで繁殖するらしい。すでに巣を作っていた。湖は市民の公園のようになっていて、餌をやる人がいるのだろう、岸に立つとカモが寄ってきて、鳥との距離が近い。岸辺にゴイサギがじっとしていた。
   石垣島(3日目)
   2020/01/16-18
 最終日は午後早い便なので、鳥見は午前中だけ。急いであちこちを回る。海辺でクロサギの白色型、ヒバリシギなどを見た後、牧場でギンムクドリの群れを観察。ズグロミゾゴイを探しにバンナ公園へ行くと幼鳥が餌探しをしているのを観察することが出来た。その後国道沿いでシロガシラ、シマアカモズ、イシガキシジュウカラなどを見ることが出来た。猛禽もたくさんいて、自然の豊かさが分かる。やはりガイドがいると確認種数は多く3日間で、32種。初見も多かった。

   石垣島(2日目)
   2020/01/16-18
 石垣島の朝は遅く、7時でもまだ暗い。暗い中ホテルの周辺を散策すると、シロガシラ、シロハラクイナと出会いさすが石垣島。午前中はガイドさんのおすすめのハイドでひたすら待ったが、来たのはアカハラとシロハラだけ。すぐ近くでオオクイナが鳴いていたが、出てこなかった。午後は車であちこちを探す。田圃でセキレイの大きな群れに遭遇、その中にキガシラセキレイがいるとみんな興奮。残念ながら、私には見分けることが出来なかったが、ツメナガセキレイ、ホオジロハクセキレイは確認できた。セキレイにこんなに種類があるとは知らなかった。特別記念物である、カンムリワシの若鳥を至近距離で観察することが出来た。

   石垣島(1日目)
   2020/01/16-18
関東の冬鳥が少ないので思い切って南の地、石垣島へ。着いたら気温26℃、温度の格差にびっくり。今回はyバードのツアーに参加。私以外はみんなリピーター、鳥への執念がものすごく、レベルの差を感じる。1日目は3時に空港に着いたので、車でホテルへ向かいながら日暮れまで鳥見。運良くカタグロトビ、ムラサキサギと遭遇。幸先がよいと一同期待を膨らます。
   早戸川林道
   2020/01/14
 湖は台風の影響でまだ濁っており、水鳥の姿はほとんどない。いつもカワウやアオサギで賑わっている浮き台にミサゴがぽつんととまっていた。林道も鳥影が例年より少ないが、それでも15種の鳥たちに出会った。さすが早戸川。特にベニマシコはよく遊んでくれた。あまりにも落ち着いて餌を食べているので、私も見ながら食事。贅沢な食事だ。さらに逆光でうまく撮れなかったがマヒワの群れも到来。エナガの群れに交ざってコガラも。コガラをここで見たのは初めてだ。写真はいまいちだが、久々の充実した鳥見だった。
   水元公園
   2020/01/04
 2020の鳥見はじめ。ぽかぽか天気で、遅く行ったにも関わらずけっこうの種数(32種)にであった。広場では凧揚げで子供たちが走り回る中、ムクドリの群れが餌あさり。中にはタヒバリも。ジョウビタキ、ルリビタキも新年のご挨拶。水辺では、ホシハジロの群れがお昼寝。ヒドリガモ、ユリカモメも丘に上がって、日なたぼっこ。のどかな新年だ。
   岡谷周辺
   2019/12/17
 朝から小雨に加え濃霧。しだれどんぐり公園の藪の中にオオマシコが行ったり来たり。よく見ると沢山いるが、枝かぶりのほか、霧で色が出ない。イスカを探したが、見つからなかった。諏訪湖に降りると水鳥たちが迎えてくれた。ミコアイサ、カワアイサのほか、ホオジロカモ、カンムリカイツブリなどなど。最後に尖石公園に寄ると、マヒワの群れに遭遇。しかし高い枝の上でしかも逆光。ピントも合いにくく、色も出ない。写真はもう少し修行が必要なようだ。
   清里・野辺山周辺
   2019/12/16
 清里の自然ふれあいの森はとても鳥影が多く、けら類のほかカラ類の混群も、しかし少し暗く、枝かぶりが多く、写真はいまいち。。また鳥ではないがニホンジカ、イタチにも遭遇。イタチはセンターの人もここ十数年全く見ていないそうだ。その後滝沢牧場へ。林道を歩くとここも小鳥たちが多く、カシラダカの大群や、エナガシャワーに出会った。夕方フクロウを探しに鉄道最高地点周辺へ。フクロウは見つかったが、遠くてまた微動だにしない。日が陰ると同時に動き出し、杭ごとに渡り飛んだ後飛び去った。ここでもキツネに出会った。
   埼玉県民の森・名栗湖
   2019/12/13
 オオマシコを待つ間に楽しませてくれたカラ類たち。最も多かったのはヤマガラ。そのほかゴジュウカラ、シジュウカラ、コガラたちがひっきりなしに餌場に現れた。公園内を散策したが、比較的静かで鳥影は少なかった。冬鳥はまだか?ウソの群れに遭遇しただけ。
帰りにクマタカをみに名栗湖に立ち寄った。運良くクマタカの飛んでいる姿を見ることが出来た。しかし、遠すぎる! 自分のカメラでは刃が立たない。これだから猛禽類は苦手だ。最後に湖の縁にルリビタキの雄が。今シーズン初見だ。
   埼玉県民の森・名栗湖
   (オオマシコ編)
   2019/12/13
 オオマシコを見に埼玉県民の森へ。ここは餌づけされているので、ひたすら待つだけ。しばらく待つと群れがやってきた。雄の赤さはさすがだ。雌と雄の若鳥の区別がよく分からない。それまでいたカラ類をけ散らして餌場に降りてきた。公園を散策したあとに再び餌場に寄ったら、また大きな集団が飛来していた。
   権現山・くずはの家
   2019/12/09
9月に行ったときは小鳥たちで賑わっていた権現山の水場はとても静か。来てくれたのはシメとメジロのみ。みんなどこへ行ったのだろうか。諦めて近くのくずはの家に移動。台風の影響で川向こうには渡れなかったが、広場にはけっこう鳥影があり、小鳥たちが遊んでくれた。冬鳥としてはアオジ、ジョウビタキ、ルリビタキなど。ジョウビタキとルリビタキはさかんに追いかけごっこをしていた。きっと着いたばかりで縄張り争いをしているのだろう。
   手賀沼
  2019/12/04
 手賀沼は、葦原に囲まれた大きな沼だった。土手を挟んで田圃もあり、ちょっと離れた手賀の丘公園には小鳥たちがいっぱい。沼にはかも類が集まり始めていた。マガモ、オナガガモが主だったが、サギ類、バン類、カイツブリ類もたくさん。コブハクチョウも優雅に泳いでいた。その中に4羽マガンが混ざっていた。カメラマンの話によると、ここにマガンが飛来するのは十数年ぶりだそうだ。それに巡り会えたのはラッキーだ。またツルシギを発見。ミコアイサの雌もいた。雄は後から来るそうだ。葦原にはオオジュリンがたくさん。手賀の丘公園は時間がなくてあまり回れなかったが、森が深く、池もありとてもいい公園だ。ジョウビタキ、ルリビタキが来ていた。キクイタダキもいるそうだ。今度ゆっくり来たいところだ。かも類もこれからが本番なようだ。1月頃また来たい。
   水元公園
  2019/11/30
 水元公園はメタセコイアの紅葉がきれいだった。メタセコイアの森を抜けたところでキクイタダキと遭遇。メジロとシジュウカラの混群に混ざって、枝の間をチョコチョコ動いている。しばらく遊んでくれた。森の中はけっこう鳥影があるが、まだ葉が生い茂って見つけにくい。水辺には、カイツブリ、オオバン、カンムリカイツブリのほか、ユリカモメ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなどかも類がのんびりプカプカ。ヒドリガモは集団で丘に上がって、芝を食んでいた。
   境川遊水池公園
   2019/11/25
 アルビノのスズメがいると言うことで境川遊水池公園へ。近くの田圃にものすごい数のスズメがチュンチュク大騒ぎ。その中に1羽だけ真っ白な個体が。白いのですごく目立つ。他のスズメと一緒に飛んだり、ゆっれる芦にとまったり、しばらく遊んでくれた。遊水池公園はグランドあり、芦原あり、川あり遊水池ありで、鳥種が多く、確認できたのは34種。水場にはカワセミを始めチドリ、カモ類、サギ類、などなど、ツグミ、モズ、ジョウビタキなど冬鳥にも会うことができた。今回の収穫はオオジュリンに会えたこと。
   日光
   2019/11/20-21
 日光は雪がぱらついていて、晴れていたがとても寒かった。台風の爪痕があちこちに。戦場ヶ原は立ち入り禁止。鳥は思ったより少なかった。同行した友人によると、餌のズミの実やカラマツの実が例年と比べて少ないそうだ。それでも確認できたのは25種。さすが日光だ。キバシリ、ゴジュウカラはあちこちで見放題。エナガやコガラのシャワーにも出会った。最近どこへ行っても出会いが少なかったので、久々に本格的な鳥見をした気分だ。
   権現山
   2019/09/27
 権現山の水場が賑わっていた。メジロの大群がひっきりなしに訪れ水場を占領。その中にエゾビタキ、キビタキ、ヤマガラ、シジュウカラが乱入する。一緒に水浴びをしたり追いかけごっこをしたり、見ていて飽きない。エゾビタキはかなり入っているようで、水場ばかりではなくあちこちで見られ、下の広場のミズキの実をつつきにさかんに来ていた。エゾビタキをこんなに間近に見たのは初めてである。エナガは我々が着く30分前に大群が来たらしいが、我々がいる間は来てくれなかった。帰りがけにムシクイにであったが、一瞬で種の判定はできなかった。
   白樺峠(2)タカ以外編
  2019/09/19-20
 タカが現れない間、小鳥たちが楽しませてくれた。餌台にはひっきりなしにコガラとゴジュウカラがひまわりの種をついばみに来た。カラスが鳥見のカメラマンの砲列をからかうようにカアカアと横切り、ホシガラスもギャーギャーと。そのほか、エゾビタキ、オオルリ、サンショウイなども顔を見せてくれた。また上空にツバメの仲間もしばしば現れ、我々をドキッとさせたが、彼らもきっと渡っていくのだろう。
   白樺峠(1)タカ編
  2019/09/19-20
 タカの渡りを見に白樺峠へ。定点調査では19日に1000羽、20日に600羽以上が渡ったそうだ。日にち的には当たっているようだったが、上昇気流起こった場所が悪かったようで、近くではそれほど見られなかった。でも最大20羽くらいのタカ柱や、近づいてくるタカの観察ができた。ほとんどがハチクマだったが、ミサゴ、ノスリ、トビ、ツミも確認できた。タカの迫力、そして鳥の渡りがよく分かった鳥見だった。
   大洞の水場
  2019/09/14
 富士山の奥庭に行くつもりだったが、急遽大洞の水場に変更。水場はとても静かで、カメラマンはいず、我々が独占だ。出会ったのはヤマガラ、エナガ、シジュウカラ、キビタキ、オオルリと種数は少なかったが、キビタキとオオルリはさかんに飛来してくれ、飽きさせない。キビタキは雄、雌、そして幼鳥と家族でこの場を占有している感じ。オオルリも幼鳥と雌が何回か来て楽しませてくれた。雄も来てくれれば良かったのだが、現れなかった。天気が曇りで水場は暗く、鳥たちの動きは速いので、写真はブレブレだった。
   三番瀬・葛西臨海公園
  2019/09/13
 再びシギ・チドリを勉強しに三番瀬に。大潮で浜には多くの鳥たちが餌をあさっていた。ミユビシギとトウネンの違いがようやく分かった感じだが、まだ自信がない。間違っていたらごめんなさい。見られた鳥は前回とほぼ同じだが、ミヤコドリが飛んできてくれた。帰りにまた葛西臨海公園によったが、やはり静か。カメラマンには一人も会わなかった。思いがけずホシゴイ2羽に出会った。餌を狙って微動だにしない。根比べをしたが、負けてしまった。
   三番瀬・葛西臨海公園
  2019/09/06
 三番瀬にシギチドリを見に行く。着くと干潟に鳥たちがチョコチョコ。シギチドリは苦手、被写体が遠いいのも手伝って見ても名前が分からない。わかるのは嘴が長く反っているオオソリハシシギとチュウシャクシギくらい。友人に教わりながらとにかく写真に撮って後で同定と思い、やたらとシャッターをおす。しかし帰って写真を見てもなかなか判定出来ない。まずミユビシギとトウネンの違いが分からない。私の判定では私の写真はすべてトウネン。でもミユビシギもいたはずだが・・・。チドリもいていいはずだが・・・。他の人たちは、コオバシギ、コシジロオオソリハシシギがいると追いかけていたが、私にはちっとも分からない。もっと勉強しよう。
帰りに葛西臨海公園に寄ったが、こちらは静かでアオアシシギとコチドリにあっただけ。
   権現山
  2019/09/04
  小鳥たちに会いたくて権現山の水場に行った。前夜の雨のせいか、なかなか誰もあらわれなかったが、お昼近くになってエナガの家族が飛来。でもヤマガラが来たら慌てて退散。その後きれいなキビタキの雄が遊んでくれた。しばらくして頭の羽根がまだ生えそろっていないキビタキの幼鳥が。眼がくりくりしてかわいい。その後メジロやシジュウカラなどいつもの小鳥たちが挨拶に来てくれた。またこれも頭の羽根が生えそろっていないヒヨドリの幼鳥も。やはり小鳥たちはかわいい。
   東京港野鳥公園
  2019/09/01
 久しぶりに東京港野鳥公園へシギ・チドリを探しに行く。残暑厳しく陸地にはヒヨドリの声さえしない。ネーチャーセンター内で涼しく水鳥を観察。干潟の岸辺でセイタカシギが十数羽が餌探し。今年はセイタカシギについている。観察窓から至近距離で観察できた。水鳥も種類はすくないものの、11種みられた。さすが野鳥公園。しかしお目当てのシギチはセイタカシギとイソシギだけ。陸地は静だったが、大きな木の枝にオオタカの若鳥がいた。これは言われないと分からないほど遠いい。シギチの渡りにはまだ早いのか。
   久下戸・伊佐沼
  2019/08/24
 久しぶりの国内での鳥見。シギ・チドリを探しに久下戸の田圃へ。田圃のあちこちにシラサギが群れていた。残暑が厳しい中にも秋の気配を感じる。まだ田圃には水があり、休耕田を探すがなかなか見つからない。しばらくすると三々五々散らばっていたカメラマンが集結。行ってみるとタカブシギとヒバリシギがいた。両方とも初見だ。遠くて、どちらか分からないままにシャッターを切り、家で判定すると両方とも写っていた。後で聞いた話だが、同じ日にムナグロの百羽くらいの群れに遭遇したそうだ。残念!帰りに伊佐沼に寄ってセイタカシギを見て帰ってきた。セイタカシギはいつ見てもかわいい。
   モンゴル(テレルジ)
  2019/08/03-5
 アネハヅルを期待したのだが、見られなかった。見られたのは、スズメ、イエスズメ、ハクセキレイ、カササギ、トビ、キバシガラスのみ。ツアー旅行なので、しょうがないか。一番遊んでくれたのは、ハクセキレイ。ゲルの周りでチョコチョコしていた。
   スイス(山の鳥)
  2019/06/28-7/10
 スイスの山をハイキングしているときに出会った鳥たち。3000以上の高所にキバシガラスが群れていた。やはり高所は鳥は静かで鳥は少ないようだ。泊ったシュバルツゼーの湖の周りではハシグロヒタキが子育てをしており、早朝に散歩したときには結構鳥の声がしたので、じっくり探せば高所でもいるようだ。、ハイキングで下って森林帯に入ると急に鳥の声が聞こえ始める。しかし緑が濃くなかなか見つけられなかった。
   スイス(町、フィスプの鳥)
  2019/06/28-7/10
 スイスで滞在したVispの町で見かけた鳥たち。毎日クロジョウビタキの声で目が覚めた。いつも煙突の上で縄張りを主張するかのごとく鳴いている。アパートの庭の桑の実が大好き。町の中を流れる川に沿って遊歩道があり、鳥見やジョギングにいい。クロウタドリとイエスズメがいつもちょこちょこしている。大きな桜の木があり、その実を食べにいろいろな鳥がやってくる。
   スイス(レマン湖畔の鳥編)
   2019/06/28-7/10
 スイス旅行の初日はジュネーブ泊。翌朝レマン湖で探鳥。見られたのは11種、ほとんどが日本と共通種だった。鳥に国境はないのだ。遊歩道では、スズメが子育て中。あちこちで餌をねだる幼鳥が見られた。日本では珍しい星ムクドリがクローバー畑でせっせと餌探し。湖の中にはマガモ、オオバン、カモメなど、唯一わからなかったかもが一種。アカツクシカモのようにも見れるが、色合いがちょっと違うかな・。
    土浦市
   アカガシラサギ編
   2019/06/23
 たくさんの別種のサギに混ざって1羽だけぽつんとアカガシラサギの雄がいる。その名のごとく赤い頭が立派だ。先着のカメラマンにすぐそこの藪の中にいるよと教えてもらった。よく見ると竹越に赤い頭と青いくちばしが動いているのが見えるが、なかなか出てきてくれない。待つこと1時間、やっと顔を出してくれた。するとそばにいた別種のサギ(多分ダイサギの上に乗ってなんと交尾行動。再び藪の中に入ってしまった。外から観察すると中で周りの竹をついばんでいる。巣作りのつもりか。周りが親子で賑やかなので、父性本能が刺激されてしまったのか?その後餌をとりに飛び去ったが、1時間後くらいに再び同じ場所に戻ってきた。よっぽどあの場所が好きらしい。外から交尾の相手だろうか、白いサギがのぞき込んでいた。今後の行方が気になる。
    土浦市
   アマサギ・ゴイサギ編
   2019/06/23
 アマサギとゴイサギをこんな近くで見るのは初めてだ。アマサギは一番少ないように見えるが、それでも結構いる。交尾したり、抱卵したりしているのがいるので、ほかの種より少し繁殖が遅いのかもしれない。ゴイサギはもう親より大きくなった幼鳥がたくさんいる。茶色に白い斑点で、いわゆる「ホシゴイ」だ。なかなかやんちゃっぽい顔をしている。餌ねだりは兄弟との戦いですさまじい。親鳥も餌やり以外の時は少し離れているようだ。
   土浦市
   コサギ・ダイサギ編
   2019/06/23
 野原にサギがすごい密度で動いており、びっくりする。何羽くらいいるのだろう。数百の単位だ。雨上がりで少し悪臭が漂う。幼鳥の餌ねだりの声で賑やかだ。コサギ、ダイサギ、アマサギ、ゴイサギが混在、その中にアカガシラサギの雄が1羽だけ混ざっている。コサギとダイサギの区別は遠くからはつきにくい。幼鳥は結構大きくなっており、親鳥は子育て奮闘中であるが中にはまだ抱卵しているのもいた。3~4羽の幼鳥が親のくちばしを取り合ってバトル。親鳥も大変だ。お昼近くになるとみんな満腹になったのだろうか、静かになった。まさにお昼寝タイムだ。
   秋が瀬
    2019/06/18
  伊佐沼の帰りにカラ類の雛にでも会えるかなと秋が瀬公園に寄った。カラ類は声が聞こえるが、なかなか姿は見えない。森に入った途端に大きな羽音を立ててオオタカが飛んできた。びっくりしてみていると、通りがかりのカメラマンが近くに巣があることを教えてくれた。巣には2羽の白いもこもこの雛が。親は我々がいる間は餌をやりに来なかったので、早々に切り上げた。また空にゴイサギが飛んでいるのを発見。ヨシゴイに続いて、今日はとても運がいい。
   伊佐沼
   2019/06/18
  伊佐沼にアジサシを見に行く。沼の杭のあちこちにはコサギがとまっていた。湖上にはコアジサシがたくさん飛び交っていた。まさに恋の季節。雄が雌に魚をプレゼント。雄は沼の上を飛びながら餌を品定め、いい餌を見つけると急降下して、一瞬着水して飛び上がり雌のもとに。あちこちで餌の受け渡しが見れた。コアジサシの中にアジサシ、クロハラアジサシを探したが、見つからなかった。しかし、突然ヨシゴイが浮島から飛び出した。昼間は滅多に飛ばないと言われているが、数回飛んでくれ、なんとか写真に納めることができた。
そのほか、カイツブリ、バン、カワウ、アオサギなどがのんびりと泳いだり、羽繕いをしていた。
   権現山
   2019/06/15
 エナガの幼鳥に会いたくて、権現山へ。エナガは家族で水場に飛んできたが、あっという間にヒヨドリに追い払われてしまい、二度と現れなかった。その代わり、ヤマガラの若鳥が遊んでくれた。若鳥はすでに大きくなっており、幼鳥をみるにはもっと早く来なければだめなようだ。そのほかキビタキ、メジロ、シジュウカラが水浴びに来た。
   大久保浄水場・朝霞市
    2019/06/11
 タマシギが育雛しているという情報で、大久保浄水場へ。田圃でまず目に入ったのがアマサギ。夏場できれいな色をしている。十数羽の群れで、盛んに田圃の中で餌探し。タマシギはなかなか出てこなかったが、3回出て来てくれた。3日暗い前に孵ったという雛は全部で4羽。タマシギは雄が子育てをするので、雛たちはしっかりお父さんの後をついて歩いていた。一緒に見ていたカメラマンに朝霞市にコアジサシも育雛していると聞いて行ってみた。住宅地のフェンスに囲まれた空き地(?)にアジサシが飛び交っていた。草むらには座り込んだ成鳥が。抱卵中か?少し遠いいが、茶色の雛もちょこちょこしていた。
   富士山 御中道・奥庭
   2019/06/05
 富士山の御中道を歩くと、鳥の声があちこちから。遠いい高い木のてっぺんで盛んにさえずっている。縄張り争いの最中か。写真を撮るには遠すぎる。奥庭では、別アルバムにしたキクイタダキ、ホシガラスのほか、ヒガラ、コガラ、ルリビタキ、ウソなど次々と飛んできて水浴びしていた。午後の奥庭は初めてだが、午後から夕方もいいようだ。帰りの車中で、オオルリの声を確認。慌てて2合目の駐車上に入るとやはり木のてっぺんでオオルリがさえずっていた。青空に瑠璃色が映えていた。

   富士山・奥庭
   キクイタダキ・ホシガラス
   2019/06/05
 奥庭荘は中学生の団体で賑わっていた。中学生が去って静かになると鳥たちが三々五々飛来し始めた。キクイタダキは何回か来てくれた。落ち着きはないものの、水浴びしたりあちこち飛び回ったり、どの仕草をとってもかわいい。
突然バフバフという羽音とともにホシガラス登場。隣で大きなレンズを構えていたカメラマンが「わあ!ファインダーに入りきらないよ!」と後ずさり。これまで見たのと比べるとずいぶん茶色い。若鳥だろうか。よく見ると足輪をつけていた。思い切り水浴びして飛び去った。
   木更津
   2019/06/02
 そろそろセイタカシギの繁殖の時期ということで、木更津の蓮田へ。3組の親子を確認。親は餌をやることはなく、小さい雛が一生懸命餌探し。親はそれをひたすら見守っている。ほかの鳥が近寄ってくると、大きな声で威嚇しながら飛んでいき、足蹴りを!バンもタジタジだ。まだ抱卵中の雌もいた。立ち上がって長いくちばしで卵をひっくり返していた。巣の中には卵が4つ。そばの芦野中ではオオヨシキリが盛んに鳴いている。あまり上に上がってこないところを見ると、彼らも抱卵中か。帰りに海辺へ出ると、アジサシが飛び交っており、雄が雌に獲物をプレゼント。中には交尾をするペアも。ちょっと遠いいのが残念。公園ではムクドリの親子が飛び交っていた。鳥たちは今子育てに忙しいのだ。
   奥日光
   2019/05/26-27
 オオジシギのディスプレイフライが見たくて奥日光へ。夜7時半頃まで頑張った。暗くなるとオオジシギの声がだんだん大きく聞こえ、沢山いることが分かる。時々飛びあがって囀る声、そして急降下する翅の音が聞こえた。でもすでに周りは暗くて姿は見えない。しばらく暗闇の中で音でディスプレイを体感した。眼には見えないものの臨場感はものすごくとても貴重な体験をした。翌朝は4時頃到着したが、湿地の中で声はするものの飛翔を目視することはできなかった。昼間は湯の湖の回りや小峠・刈込湖周辺を探索。5月にしては、高温で真昼は鳥影は少なかったものの、確認できたのは23種、声の確認も加えると28種で、とても充実した鳥見旅行であった。
   江の島
  2019/05/20 
 江の島でハヤブサが子育てをしていた。2羽の幼鳥はすでに巣立ちをしており、大きさは親に遜色ない。でも胸元がピンクなのと、餌ねだりの声をあげるので、親とは容易に区別がつく。親は自立を促しているのか、遠くで子を見守っるだけでなかなか餌をやろうとしない。子供は2羽で仲良く飛んだり、喧嘩をしたり。ようやく餌をもらったが、そこは肉食、一羽が独り占め。そばでイソヒヨドリがさえずり、ウミウがのんびり日向ぼっこ。こんな鳥見もいい。
  三宅島
   2019/05/14-16
 昨年に続いて三宅島に。島全体が雲に覆われ、暗く雨もしばしばで最悪の天気。予定より一泊延長したが、天気は良くならず、太陽が顔を出したのは最後の日の帰り際だけ。雨間をぬっての鳥見出会ったが、森の中は暗く、ISOを3200にあげても、シャッタースピードは1/60以下というありさま。昨年会えなかったオーストンヤマガラ、カラスバト、モスケミソサザイにも会えたが、写真は今一。天気が悪かったので、海岸をドライブしながらシギ・チドリを探したが、見つけることが出来なかった。見た人もいたので、きっと見方が悪いのだろう。来年またチャレンジしたい。

   野木神社・雀神社
        ・渡良瀬遊水池
  フクロウ、オオセッカ編
   2019/05/10
 野木神社へフクロウの幼鳥を見に行った。野木神社では巣立ちがまだで、親鳥しか見られなかった。成鳥は威厳があるが、昼間なので、微動だにしない。近くの雀神社で幼鳥が見られるというので、移動。その朝巣立ちしたという2羽の幼鳥を見ることが出来た。モフモフで可愛い。こちらはカメラマンに囲まれ興味津々なのか、大きな目をクリクリさせていた。帰りにオオセッカを見に渡瀬遊水池へ。葦原はオオセッカをはじめオオヨシキリ等のさえずりでうるさいくらい。オオセッカのさえずり飛翔を見るためにスタンバイ。けっこう飛翔を観察することはできたが、どこから飛び立つかわからないので、写真に撮ることは難しい。千枚近くシャッターを切ったが、ちゃんと撮れていたのは数枚だった。お疲れ様。
   柳沢峠 (2)
  ソウシチョウとカラ類
   2019/05/08
 お目当てのコマドリなどを待つ間我々を飽きさせなかったのがカラ類。ゴジュウカラはそこら中で大きな声でさえずって、木の枝を走り回っていた。コガラ、ヒカラも木の枝を飛び回り、新芽をつついたり、追いかけっこをしたり、しぐさがとても可愛い。また最近見かけなくなった色鮮やかなソウシチョウも現れて花を添えてくれた。
   柳沢峠 (1)コマドリ・
 コルリ・キビタキ・クロジ
   2019/05/08
 柳沢峠はまだ初春、木の芽が芽吹き始めたところ。鳥見の人が多いのにびっくり。あちこちにカメラの砲列が出来ていた。人が多い割には鳥たちは出てきてくれた。一部餌を撒いているところもあり、そのせいか。今回の目的のコマドリはもちろん、コルリ、キビタキ、クロジ、ソウシチョウ等々。コマドリはあちこちで鳴いていて、今が盛りのよう。コルリの瑠璃色はとてもきれい。
   葛西臨海公園・三番瀬
   2019/04/22
 葛西臨海公園はとても静か。夏鳥はまだのよう。シギ・チドリを期待したが、アオアシシギがみられたのみ。海の方もカモ類は少なかった。三番瀬に移動すると、平日にもかかわらず、有料の柵の外で潮干狩りをする人がたくさんいた。干潮にもかかわらず、鳥たちは岸辺に来ず、遠くはるかにいるのみ。潮が満ちて来ると少しずつ人も減り、鳥たちも戻ってきたが、柵の中。まだ遠いい。海鳥は難しいなあとつくづく思う。人気のなくなった浜で、来週の潮干狩りのためのアサリまきが始まった。こんなに撒くの?と言うほどアサリを撒いていた。
   権現山
   2019/04/17
 日向渓谷の帰りに権現山に寄った。エナガ団子狙いだったが、エナガには遭遇しなかったった。シジュウカラ、メジロ、ヤマガラ、シロハラなどいつもの面々は水場に現れたが、夏鳥はまだのよう。帰りにシメの群れに会った。
   日向渓谷
   2019/04/17
 カワガラスの雛が巣立ちしたころと思って再び日向渓谷へ。一羽のみ巣立ちしていた。さかんに餌ねだりをするが、親は巣の中の雛が気になるのか、巣へ直行。かわいそうに雛は川の回りを行ったり来たり。それでも時々餌をもらっていた。頭に飛び出た羽毛が可愛い。
   秋ヶ瀬公園
  (キビタキ他)
  2019/04/16
 コムクドリを見た後、林の中を歩いていたら、カメラマンが数人カメラを上に向けていた。上をみるとクヌギの木にキビタキがいた。今季初めて見た。夏鳥到来だ。クヌギの木が好きらしく数本のクヌギの木を行ったり来たり。雌もいたが、写真におさめることはできなかった。このほか、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミのほか、アオジ、シメも見ることが出来た。
   秋ヶ瀬公園
  (コムクドリ編)
  2019/04/16
 秋ヶ瀬公園で、本命のコムクドリを2羽発見。エナガ団子の回りにはカメラマンがたくさんいたが、ここは我々と男性一人。散りかけたサクラの花の蜜を吸っていた。つがいだろうか雄と雌。背の翼に太陽に当たると、金属光沢を帯びてとてもきれい。ついついたくさんシャッターを押してしまう。サクラの花が散っているのが残念だが、それでも花柄や花糸がぴんくなので、絵になる。
   秋ヶ瀬公園
   (エナガ団子編)
   2019/04/16
 秋ヶ瀬公園にコムクドリを見に行ったが、偶然エナガ団子を見ることが出来た。以前から見たいと思ったが、なかなか遭遇しなかった。最初はエナガの群飛かと思ったが、だんだん雛が枝に集合し、団子状になった。どんどん飛んでくる雛が真ん中に割り込んできて、だんだん込み合ってきて、団子と言うよりは饅頭状態。親が来ると皆で大きな口を開けて餌をおねだりしていた。かなり高い枝で団子ができたので、写真はあまりよくないが、双眼鏡でのぞいていると可愛くて飽きない。雛は全部で11羽確認できた。
   境川遊水池
  2019/04/09
 日向渓谷の帰り道、シベリアジュリンが来ているという境川遊水池へ。カメラマンのいる駐車場近くの葦原へ行くが、風が強くてなかなか出てきてくれない。風が少しおさまった一瞬、葦の合間に鳥影がちらちら。オオジュリンらしい。シベリアジュリンとの区別はつかないが、帰って写真判定したら、たぶんぜんぶオオジュリン。残念! 待つ間、ツバメがスイスイ飛び回り気を紛らわしてくれた。また芦原の溝でタシギが餌あさりをしていた。
   日向渓谷(カワガラス)
  2019/04/09
 カワガラスの育雛をみに日向渓谷へ。いつもの滝の所に営巣しているらしく、親鳥が水しぶきの中に突入を繰り返していた。水しぶきの中から雛の声はするものの、姿はまだ見えなかった。巣に餌を運ぶ親鳥の口元を見ると、水生昆虫の幼虫やら、小魚っぽいもの、陸上の昆虫など、食性は広いようだ。滝の回りは、ウグイス、キセキレイ、シジュウカラなどの声は聞こえたが、夏鳥はまだのようだ。雛が巣立ちすることにまた来よう。
   薬師池公園(カイツブリ)
  2019/04/08
 新しいズームレンズの試し撮りに確実に被写体のある薬師池へ。雨上がりの天気でカメラマンは一人がいなかったせいか、カイツブリ親子ものんびりと池の淵の方まで来てくれた。レンズの使い勝手は上々。近いせいか雛の表情も撮れたような気がする。前回いたルリビタキ、ジョウビタキは現れなかった。もう帰ってしまったのだろうか。再び雨が来たので、早々に引き上げた。
    薬師池公園(カイツブリ)
  2019/04/03
 再びカイツブリの雛を見に薬師池公園へ。1週間前と比べるとずいぶん大きくなった。みんな親鳥を追いかけて池の中をスイスイ、しきりに餌をおねだりしていた。親は休む間もなく潜って餌の小魚や小えびを捕まえては子供たちへあげていた。けなげな姿に見とれてしまった。古民家のうらでは、ルリビタキが取り囲むカメラマンをじらすように奥であっちへいったり、こっちへ行ったり。古民家の出口のところではジョウビタキが枝にとまって、こちらはじっとしていた。双方とも遊んでくれるのはあとわずか、無事に帰ってね。
 薬師池公園(カイツブリ)
  2019/03/27
 薬師池公園に営巣しているカイツブリが気になって見に行った。5羽の雛がかえっていて、可愛い。親鳥は餌鳥に大忙しだ。珍しくカワウが飛来していたので見ていたら、鯉をとらえて、餌が大きすぎて呑み込めなくて悪戦苦闘していた。20分位悪戦苦闘した挙句、亀のトラップの中に落としてしまい、呆然としていたのがとても滑稽だった。古民家の裏にはまだルリビタキがいて、カメラマンを相手にあっちへ行ったり、こっちへ行ったりしていた。
   多摩川(稲田堤)
   2019/03/27 
 先日、走っていた時にみつけたヨシガモの写真を撮りにカメラを持って稲田堤へ。多摩川の水は少なく、所々に浅瀬や中洲が出来ていた。見慣れたコガモオオバン、ヒドリガモ、カイツブリなど、カモ類が泳いだり、浅瀬で日向ぼっこしたりしていた。ヨシガモは日が当たるとキラキラ光るので、すぐ見つかった。前回はずいぶん遠くにいたが、今日は近くまで泳いできてくれた。そのほかオカヨシガモの群れも発見。またコサギの集団が盛んに浅瀬で何かお追いかけていた。早くもツバメがいて、巣材を集めていた。なかなか多摩川も面白い。
  名栗湖・埼玉県県民の森
   2019/03/26
 埼玉県の名栗湖へクマタカ狙いで行った。3時間近く待ったが、クマタカははるか上空を1回飛んだだけ。でも名栗湖にはオシドリがたくさんいた。最初は岸辺の木の陰に隠れていたが、日が照ってくると湖面中央にあちこちから出てきた。総勢200羽以上はいるだろうか。ベニマシコの雌もまだいた。午後は埼玉県民の森に移動。東屋の近くにヤマガラ、コガラ、シジュウカラが飛び交っていた。どうやらエサを撒いてあるらしい。数人のカメラマンがオオマシコを待っていたので、我々も。しばらくするとアトリがやってきて、その中にオオマシコの雄が一羽混ざっていた。鮮やかな赤と顎の下の白が目立つ。もうすぐ帰ってしまうのだろう。気を付けてね。

   薬師池公園
  2019/03/20
 春らしいお天気に誘われて、薬師池公園へ。梅は散り始めていたが、カンザクラが真っ盛りで美しい。花にはメジロやヒヨドリが蜜を吸いに入れ替わり立ち代わり。古民家の裏ではイカルの群れに出会った。イカルは久しぶり。みんなで地面に降りて餌をついばんだり、木に登ったり。ふと横を見るとなんとジョウビタキが木の上に。梅林ではシジュウカラが囀ったり、巣材集めをしたり。中央の池にはカイツブリがすでに抱卵しており、早くも雛が一羽孵化していた。今年は何回子育てするのかな?薬師池公園に行く楽しみが増えた。
   昭和記念公園
   2019/03/18
 昭和記念公園にキクイタダキがいるというので行ってみた。比較的静かだったが、それでも20種以上の鳥たちに出会えた。友人の案内で、サワラの林に行って見ると高い枝に小さな鳥影が動いている。数人のカメラマンたちと2時間近く追いかけた。時々コガラやシジュウカラが紛れ込んできて、私たちの眼をくらます。写真はよく撮れなかったが、可愛い鳥影を追いかけるのは楽しかった。しかし翌日首と肩の凝りに悩まされた。
   日光
   2019/03/17 
 坂東の帰りに日光に足を伸ばす。雪に覆われた日光を想像していたが、戦場ヶ原付近までほとんど雪はなく、湯滝あたりでうっすら雪が積っていた。ねらっていたマヒワにもあえず、朝は晴れていたのに、お昼頃には雪が降りだした。それでもゴジュウカラ、キバシリ、オオアカゲラなどが現れ、カラ類が遊んでくれた。菖蒲ヶ浜にも鳥は少なかったが、カワアイサを見ることが出来た。後半は鳥見はあきらめ雪の中のハイキングとなった。
   渡瀬・坂東市
   2019/03/16
 野焼きを見に渡瀬へ。着いたのは点火後40分後くらいで、すでにかなり日が回っていた。火に追われた鳥や動物が飛び出してくるかと思ったら、そうでもなかった。着いたのが遅いのか?鳥たちは何処へ行ったのだろうか。焼け焦げた原の上空にトビが盛んに低空飛行。焼けた獲物を狙っているのだろうか。
坂東市が近いので、菜の花の上を飛ぶコミミズクを期待して、坂東市へ移動。菜の花は咲いていたが、コミミズクは現れなかった。その代り菜の花の上をトビが飛び交っていた。またヒバリがたくさん囀ったり、草原の間をちょこちょこしていた。

   日比谷公園
   2019/03/15
日比谷公園の梅林にニシオジロビタキ出現という情報をもとに出かけた。梅林の回りにカメラマン数人がスタンバイ。オジロビタキは近くのマツの高い枝の間をチョコチョコしていて、なかなか梅林に来てくれない。しばらくすると梅林へ。梅は散りかけているが場所によっては咲いて、梅の枝をすごい速さであちこち移動。カメラがなかなか追いつかないが、どのしぐさも可愛い。しばらくするとそばにあるツツジの木のなかに入って一休み。休んでは出てきてまた休むを繰り返した。そばの大木のうろから大きなネズミがチョロチョロ。オナガ、ムクドリ、ツグミも僕たちもいるよとアピール。ニシオジロビタキばかりの写真になったが、どれも可愛い。

   天門山・武陵源(中国)
   2019/03/07-11
 中国の内陸の天門山と武陵源にツアー旅行。鳥見目的ではないが、鳥との出会いはあった。天門山は山頂付近は雪、写真どころではなかったが、武陵源では天気もそこそこで、特に3日目は快晴で鳥との出会いは多かった。日本にちかいせいか、見慣れた種もあったが、馴染みの鳥も処変われば品代わるのように、微妙に異なる感じだ。見慣れない鳥の名前は調べたが、わからないものが多い。特に、小さなカメラしか持っていかなかったので、ピントが甘いものがおおく、判定は難しい。
   大磯海岸
  2019/03/05
 一昨日見たウミスズメが遠かったので、もう一度みたくて再び大磯海岸へ。今回は潮の満ち干を考えて、朝早く行った。防波堤の内側にユリカモメ、カンムリカイツブリ、ウミウが集まっており、その中に一羽だけウミスズメが混ざっていた。前回よりずっと近い。やったー!すでに食事は終わっているらしく潜るわけでもなく、しばらくプカプカ、寝ているようにも見えた。約1時間遊んでくれた。最後に何回か水の上で翼をパタパタ。まるで万歳しているようだ。可愛い。その後潜ったまま姿を消した。いっぱい遊んでくれたありがとう。

   境川遊水池・大磯海岸
   2019/03/03
 ヒクイナ狙いで境川遊水池へ。橋の上でしばらく待ったが、現れたのはバンの若鳥のみ。待つ間にカワセミが遊んでくれた。その後周辺を散策をしたら、出会った羽数は少なかったが、23種を確認できた。特に最後にキジが現れ感激した。午後に大磯に移動。堤防は釣り客でいっぱいだった。こちらは出会った種数は少なかったが、ウミスズメ、アカエリカイツブリと大物に出会うことが来た。ウミスズメは初見。カンムリカイツブリが群れて泳いでいた。

   桜ケ丘公園・
    上谷戸親水公園
  2019/02/20
 久しぶりに桜が丘公園に。駐車場ですれ違ったカメラマンが「何もいないよ」と一言。2時間くらいさ迷い歩いたが、鳥影は少なくとても静か。連光寺との境目の梅園でメジロが遊んでくれた。帰りにチョウゲンボウの様子を見に上谷戸親水公園へ寄ると、カメラマン数人がさかんに鳥影を追いかけていた。数羽のチョウゲンボウがけたたましく鳴きあったり追いかけごっこをしたり。恋の季節か、縄張り争いか。小さいカメラだったので、なかなかピントがあわない。まだ営巣はしていなさそうなので、子育ての頃にまた来よう。

   薬師池公園
   2019/02/18
 春のようなお天気に誘われて久しぶりに薬師池公園へ。連日重いカメラを持ち歩いたので腕が腱鞘炎気味。今日は軽い方のカメラを持って、散歩気分で。中央の池では早くもカイツブリが巣作りを始めていた。ルリビタキが現れる古民家の裏で待ったがルリビタキはなかなか現れない。その間カラ類が水浴びをしたり、エナガが巣材を集めたりして、相手をしてくれた。諦めて池に行くと人だかりが。カワセミが木の上に。近くで撮影したが全く動かないので、再び古民家の裏へ行くと、なんとルリビタキがチョコチョコ。カメラマンは一人もいずルリビタキを独り占め、しばらく遊んでくれた。

   くずはの家
   2019/02/16
 権現山で飛来が少なかったので、くずはの家に移動。駐車場でジョウビタキの雌がお出迎え。川向こうの薄暗い小道ではクロジが3羽夢中で餌をついばんでいた。しばらく眺めることができた。ルリビタキ、ジョウビタキも遠くに飛び交っている。どうやらクロジがいた所はルリビタキの雌のテリトリーらしく、ルリビタキがクロジにちょっかいを出していた。そのほか、写真は撮れなかったが、ビンズイ、アカゲラ、ウグイスなども遭遇。確認できた鳥種は16種。まあまあの収穫だ。
   権現山
   2019/02/16
 久しぶりに権現山に。水場に行く途中でエナガの群れに出会い、さいさきいいと思ったが、水場にはあまり着てくれなかった。来てくれたのは常連のカラ類とメジロ、シメくらい、エナガは一瞬だった。やはり鳥が例年より少ないようだ。それでも帰りにアカゲラが木の根元からひょっこり顔を出した。木から降りて、地面をあさっていた。地上のアカゲラは珍しい。よく探すとシメやも。鳥たちいることはいるんだな。
   舞岡公園
   2019/02/15
 ヤマシギとクロジを探しに再び舞岡公園へ。林の中にヤマシギをようやく発見。遠くで枯葉の背景に同化しているが、2匹がさかんに餌探し。でもなかなか近くには来てくれない。そのうち雪が降りだし林の奥へ消えてしまった。雪が激しくなってきたのでクロジはまたの機会に。反対側の葦原にはバンの若鳥が雪にもめげず餌を探していた。
   渡良瀬遊水地
   2019/02/12
 チュウヒを見に遥々渡良瀬遊水地へ。谷中湖にはカモの群れがあちこちにプカプカ。その中にはミコアイサやヨシガモも。湖の回りの葦では、ベニマシコが穂の奪い合い。細い道の葦をかき分けて車で走ると、ホオジロやカシラダカが飛び出す。遠くの湿地にはタゲリがチョコチョコと動くのが見えた。突然ハイイロチュウヒがすぐ近くの上空を舞う。真っ白の翼の裏が目に焼き付くが、写真は撮れず。その後ハイイロチュウヒとカラスのバトルもみられた。夕暮れに、チュウヒが飛び交うという葦原を見渡せる丘の上で待つこと2時間。何回か飛んでくるもなかなか近くに来てくれない。最後に何とか写真に撮ることができた。この日に見られた鳥は全部で36種。さすが渡良瀬遊水地だ。大満足で帰路へ。

   舞岡公園・中里公園
   2019/02/11
 ヤマシギとトラフズクを見に舞岡公園と中里公園へ。舞岡公園は湿地や田圃あり、林ありで鳥見にはいい公園だ。最初にアリスイに出会った。その反対側の葦原にクイナ、タシギと続けて出てきてくれた。またバンの若鳥も。そばの木にはジョウビタキやシメがチョコチョコ現れた。その後クロジがいるという林に向かったが、クロジには会えなかったが、ルリビタキが遊んでくれた。 
中里公園は本当に小さい公園だが、数本まとまって茂っているクスノキにトラフズクがた。もちろん昼なのでじっとして動かないが、よく探すとこんな狭苦しい所に5羽確認できた。しかも近くで子供たちがボール遊びをしているのに全く動じない。 その後平塚にタゲリを探しに行ったが、巡り合えなかた。

   坂東市
   2019/02/03
 水元公園の帰り、坂東市がそれほど遠くないということが分かったので、コミミズクを見に行った。ポイントを探すのにだいぶ走り回ったが、カメラマンの集団を発見して行きついた。最初は遠くを飛んでいたが、だんだん近づいてきてくれた。河川敷の枯草の上を夕日を浴びて悠々と飛ぶ姿は圧巻だった。白っぽい個体と、そうでない個体が2羽飛び交いっていた。白っぽい方が夕日を浴びて、ピンク色に染まった。何百回がシャッターを押したが、遠いいのと動きが早いので、なかなかピントが合わないうちにだんだん暗くなってきてしまった。また来よう。
   水元公園
  2019/02/03 
 前々から行きたかった水元公園へ。森林あり水場ありで、出会えたのは水鳥を合わせると28種。本命はキクイタダキだったが、残念ながらキクイタダキには会えなかった。一瞬それらしきものは見かけたが、メジロも一緒で、メジロの方に目を奪われ確認しそびれた。珍しいものではタシギが葦の茂みで日向ぼっこをしていた。またカワウが木の上で巣をつくり、抱卵していたのには驚かされた。カワウは岩場に巣をつくるとばかり思っていた。ミソサザイもかなり近場で見ることができた。鳥自体はそう多くはなかったが、充実した鳥見だった。
   早戸川林道
  あいかわ公園
  2019/01/28
 雨が少ないせいで、宮ケ瀬湖の水位は数メートル下がり、いつも水に浸かっている朽木が見える。早戸川は川底が見える。冬鳥が少ないと言われおり、あまり期待していなかったが、一緒に行った鳥友が目ざとく鳥を見つけてくれ、数はすくないものの26種の鳥に遭遇。ベニマシコはもちろん、ウソ、ホオジロ、ジョウビタキ、ルリビタキ、カヤクグリ等々、一番の収穫はウグイスの姿を見れたこと。ヤマセミは残念ながら現れなかった。帰りに寄ったあいかわ公園では、オシドリがのんびり泳いでいた。

   冬の道東 Ⅳ 水鳥編
  (中標津~羅臼)
  2019/01/18-19
 中標津から羅臼までの往復の道中、屈斜路湖・トウフツ湖・網走湖など湖や港に寄って鳥見。部分的にはかなり雪が降って観察のみだったが、場所によってはバスを降りて写真も撮れた。オオハクチョウやオオワシ、オジロワシのほか、カモメ類、カモ類などたくさんの水鳥に出会えた。中にはシノリガモ、ホオジロガモ、クロガモなど初見の種も。カワアイサ、ウミアイサも。カモメはガイドさんに見分け方を何回も説明してもらったが、あとで写真を見るとやっぱりわからない。確認できた種類は全部で14種、すごい!

   冬の道東 Ⅲ(羅臼)
   シマフクロウ編
   2019/01/17-18
 羅臼の民宿は十数人しか泊まれない小さな宿。今夜の客は半分以上が外国人でびっくり。暗くなるとやってくるというので、6時頃からスタンバイ。餌をとりに来るという池は雪に覆われ、飛来に影響がないというLEDで照らされている。最初に来たのは9時過ぎ。しばらく木に止まって10時過ぎにようやく池のそばに降りた。狙いを定めて池に飛び込み、魚を足でつかみ丘に上がる。一匹目は自分で食べ、再び狩りをして口にくわえて雌に持って帰った。その後吹雪が強くなったが、12時頃風がやんだとたんに2回目の飛来。雌はあまり来ないようだが、幸運にも雌も来て2羽が体を寄せ合ってしばらく近くの木にとまっていた。その後池の表面が凍ってしまい、全く来なくなった。4時頃民宿のおじさんが氷を割るとどこかで見ていたのかすぐに飛んできて、それから夜明けまで2回も来た。とても寒かったが、満足した鳥見だった。シマフクロウの大きさと迫力に感動。

   冬の道東 Ⅱ(弟子屈)
   庭に訪れた鳥たち
   2019/01/17-18
昨夜の吹雪は嘘のように快晴。 民宿の庭にはシマエナガ以外にも沢山の鳥たちが現れた。吹雪で木の上の雪がすっかり払われ、地表に降りてこないと雪を背景に写真を撮るのは難しい。コガラにそっくりなハシブトガラはたくさん来た。腹部が白いゴジュウカラはシロハラゴジュウカラとも呼ばれるらしい。コゲラも亜種のエゾコゲラらしい。珍しいものとしては、頭部の茶色いミヤマカケス。アカゲラは2羽がずっと追いかけっこをしていた。縄張り争いか。写真は撮れなかったが、マヒワ、ヒガラ、オオアカゲラもおり、全部で15種。一日中寒い庭に出っぱなしだったが、飽きない実り多き1日だった。

   冬の道東 Ⅰ(弟子屈)
  シマエナガ編
  2019/01/17-18
 シマエナガとシマフクロウを求めて冬の道東へ。今年は暖冬で雪が少なく、冬鳥も少ないとのこと。それでも中標津は白銀の世界。庭先にシマエナガが来るという民宿へまっしぐら。庭木に牛脂とヒマワリの種がつるしてあり、それをめがけて、鳥たちがやってくる。他のカラ類やケラ類はしょっちゅう来るが、シマエナガはなかなか来てくれない。来るときはほとんどが数羽の群れでやって来て、あちこち飛び回り、他の鳥がいない時をねらって牛脂をつっつく。ヒマワリの種もあるがこちらには興味が無さそう。きっと大きすぎるのだろう。とても用心深く、牛脂にありつくとあっという間に飛び去ってしまう。それでも日の出の6時半頃から日の沈む4時頃までに7回くらいやって来て、楽しませてくれた。聞きしに勝る可愛さである。
  薬師池公園
  2019/01/02
2019年の鳥見始めに薬師池公園へ。空は雲一つない青空で暖かい日差しはあるが、蓮田には薄く氷がはり、万葉園の草には霜柱がまつわりついている。冬鳥のルリビタキ、ジョウビタキ、常連のカワセミと代表的な鳥たちに会えとても満足。しかしいつもたくさんいる、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラなどは全く姿がみえず、声もしない。彼らはどこへ? 池には相変わらずカイツブリの親子がせかせか泳いでいるが、キンクロハジロ、マガモは数匹、いつもよりずっと少ない。今年も多くの出会いがあるように願うばかりです。
   桜ケ丘公園
  2019/01/08
 エナガに会いたくて久しぶりに桜が丘公園へ。鳥影は少なくとても静か。カメラマンにもほとんどすれ違わない。昨年エナガによく出会った富士見の丘へ直行。途中で一瞬シロハラに出会った。今年初めで。東屋でしばらく待つと、シジュウカラが、それにつられてエナガ、ヤマガラ、メジロ、コガラなど見慣れた面々が次々とやって来てくれた。相変わらずせかせかと飛びまわっていて、なかなか写真を撮らせてくれないが、けっこう遊んでくれた。その後連光寺との境で、ルリビタキの雌に出会った。駐車場の近くの熟した柿の実をヒヨドリがさかんにつついていた。エナガに会えてまあまあの鳥見だったが、やはり鳥は少ない。